広幡地区の中で、口ヶ島(くちがしま)と大跡(おおあと)は、農地・水・環境事業に入っているので、水路を掃除すると若干の手当がある。その為、大跡は水路を改良したり、補修したりする等の維持管理ができる。口ヶ島地内には、西岩道の人が所有する土地も多く、その土地は手当対象区域から外されてしまう。対象面積が少ない為手当の金額は少ない。
飯ノ木(はんのき)が発足当初の農地・水・環境事業に入らなかった理由は、パソコンが苦手な人が多く書類作成が面倒であったことと、他の集落で農地・水・環境組織に入っている家が5、6軒あり、細部を詰めることが出来なかった為である。飯ノ木は平成20年(2008)になってから農地・水・環境事業に入ったようである。

Posted in 広幡, 経済 | Tagged | Leave a comment
悪水とは、一度川から田んぼに用水として引きこんだ後、不要になった水を意味する。上流域の田んぼからの悪水を下流域の田んぼの用水として使用することは頻繁に行われた。 農地・水・環境事業とは、平成19年から農林水産省が制度化している「農地・水・環境保全向上対策」のことである。同対策は農村環境の保全等を目的とした活動に対し、交付金が支給される仕組みである。表示位置は旧十三ヵ村排水路を示している。