行平谷(ゆきひらだに)は、当時の有名な刀鍛冶の名を行平といったことから名付けられた。行平谷付近の山が平になっているところに行平の屋敷があったといわれており、そこには行平の屋敷と稲葉家、山幡家の3軒の屋敷が建っていた。
十数年前に亡くなられたA氏のご祖母の話では、A家の下の川が荒れた時には、行平谷から流れてきた錆びた刀がたくさん見つかったそうである。刀等が出土したのは谷の南側だと思われる。
行平谷のあたりには石仏がたくさん埋まっており、工事等を行うと必ず石仏が出てくる。

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行平谷字、行平地内には多くの中世の土器等も出土している。刀鍛冶と行平谷の事は今後の研究がまたれる。表示位置は行平谷を示している。