地域

宇田郷は仁位、北野、角田、杉本から成る。なお、宇田は昔は「唄」という地名だったらしいという意見と、有田郷(ありたごう)と記載のある文書があり、音読みでウタと読んだのではないかという意見があった。
宇田の五社神社の東あたりに宮東といわれていた土地があった。
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日吉の地名の由来は分からないが、好字にあてたのではないかといわれている。

西勝寺の東辺りは人の往来が多くあったので関街道という字名がつけられていた。親鸞聖人が関東から京に行く時にこの宇田の辺りを通ったといわれている。

橋爪は橋詰(はしつめ)と江戸初期の文書に表記されていた。
飛地は、属地または属人といい、地主が居住する地名でその土地が呼ばれた。例として、橋爪のある家が五日市に畑を所有していた時、そこは橋爪と呼ばれた。
本郷と飛地は距離的に離れていることから互いの関係は希
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新宮は、色目新宮・中新宮・橋爪新宮の3つに分かれる。
7月30日に新宮の明治神社の小祭りが行われ、祝詞はないが村中3世代が集まり飲食をする。
新宮の明治神社に太鼓は置いてあるが、今は祭りの時でも出されない。昔は祭りの時には灯篭を作って神社に飾った。