行事

豊の虫送りは50年ほど前まで行われていた。練り歩きをしていた覚えはないが、誘蛾灯というトタン製の桶に、灯油をいれて火をつけると虫が寄ってきて灯油に落ちる。各家庭で手製の物を4つ程所持しており、あぜ道などに置かれた。

橋爪では虫送りの神事は戦時中まで行われていた。カンテラといわれる誘蛾灯で虫を集め、竹の先に油を染みこませた松明を持って篠塚神社~新宮~別所のあぜ道を巡った。
北野では虫封じの神事を五社神社と、境内社の御鍬神社で行う。平成22年は7月4日(日)に開催された。

宇田の虫送りは、終戦直後の頃まで旗とカンテラを持ってあぜ道を夜練り歩いた。

仁位では虫送りは行っていない。