行事

大巻では戦前までは虫送り神事を行っていた。大きい松明に火を付け、地区内を回り堤防へ上がって虫を堤防に送り、最後はその松明を燃やしていた。

大巻では8月23日に小坪排水機近くで地蔵祭りが行われる。提灯を飾ったり、近所の子供におやつを配るなどしていたら、次第に他地域の子供も集まるようになった。
瑞穂では朝から作った大きな松明をもって行列をし、虫を牧田川まで送っていった。昭和30年頃までの行事である。

瑞穂の左義長は今も続き、各部落の神社で行われている。瑞穂西では1月14日と17日の年に2回行われていたが、最近は1月14日に近い日曜日1回に変わった。
瑞穂は粥占いはやっていない。

瑞穂地区の行事は大代・西条(にしんじょ)・柳原・枠池・他領(たりょう)の5つに分けて運営しているが、祭礼などの年中行事はそのうちの4部落を中心に行っている。瑞穂の神明神社は瑞穂地区の西側にあり、秋祭りを10月10日に開催している。秋祭りでは横笛、太鼓、鐘などを
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