信仰

上江月の地蔵は大水の時に上流から流れてきて拾われたものを村境の堤防に祀ったという説と、疫病が流行ったので子どもを守るために地蔵を購入して祀ったという説がある。

江月の地蔵祭りは上江月、中江月、下江月、縦江月(たてえつき)4つの瀬古が全て8月24日に行っている。紅灯篭(べにどうろう)を江月全体の集落の戸数である、98個を4瀬古がそれぞれ灯す。
江月の地蔵祭りは、かつては下江月にて合同の地蔵祭りを行っていたが昭和50年
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白竜や庚申の石碑が飯田の小畑川堤防沿いにある。
小畑川の所にある庚申塔は本来は水子の供養のために立てられたものである、そのお参りに来る人が水子の供養に来たと周りから悟られないように庚申塔とした。

飯田では伊勢代参を行っていた。高田の駅まで代参者を見送りに行ったが、平成に入った頃からは見送りは簡略化した。粥占は2010年現在も行っている。早朝からお粥を炊き始め、昼間に左義長を行い、大きめの鉢に粥を入れてもらいに神社に行っていた。以前は1月15日に行ってい
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飯田には一時、寺院が11箇寺あったが、なぜ多くの寺院が建てられたかは不明である。相順寺は庄屋の菩提寺のような存在であった。
かつて飯田に在住、現在は大垣市船町で八百屋を営む高木氏から梵鐘を寄進されているということを聞いたが、この高木氏は門徒ではない。高木氏の
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