牧田川改修による移転前の石津山善正寺の御堂は、海津市石津の七間堂の御堂を購入したものである。そのあたりでは一番大きな御堂だった。昭和12年第1回牧田川河川改修の後は、烏江分校のあたり、字江東に建っていた。
昭和18年8月か9月に善正寺が火災にあった。善正寺の再建はおそらく村からの寄付で行われたという説と、ある個人が善正寺の本堂を立派に建て直したという説があった。
現在善正寺は6間半4面の大きさの御堂になっている。
善正寺相焼香は、養老町栗笠の興専寺である。
善正寺門徒の内約半数は烏江で、その他は笠郷の上ノ郷、羽島市、大垣市の静里などに門徒がいる。善正寺の総代は昭和40年代は3~4名だったが、近年は10名である。善正寺門徒以外にも老人会などで永代経法要を行っている。
報恩講は門徒主体で勤める。

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表示位置は善正寺を示している。