48種目あり、基本となる大廻り、下り花、洞入りの3種目の舞のいずれかに組み合わせて舞われます。
48種目の中で、この舞のみ神前(神殿)で奉納される。神様の御守護に対する感謝と、今後の御守護を願う舞で、すべての舞の基本でもある。 着物姿の舞人(着物を着て舞うのは本乱だけである)が「あとまい」のさし出しにより獅子頭を体の奥深くに沈めて、洞入りからはいる。静かに静かに舞う。羽虫を取った獅子はより元気になり、体中に喜びを表わす(ここでさし出しを除く)。「かしら」と「あとまい」は心を合わせて、嬉々として大廻りの舞を舞う。 (※本乱には基本となる舞3種目すべての要素が含まれているが、舞の出初めが洞入りであるため、洞入りに分類した。)