養老町の歴史文化資源の発見・普及を目指して設立した当ホームページは、「私たちが暮らす養老町への関心を喚起すること」を目的に運営しています。

養老町の歴史文化資源

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山口先生からのプレゼント。

2012.08.03

pianozouteishiki.jpg

 

今から43年前の昭和44年(1969)、養老小学校の屋内体育館完成にあわせて、養老町高田出身の作曲家、山口俊郎先生から、養老小学校の児童達にピアノがプレゼントされました。

 

上の写真が、その時の様子を撮影したものになります。

先日、聞き取り調査にお邪魔したお宅で見せていただいたのですが、子ども達は喜んだでしょうね。

 

手づくりの「ピアノ贈呈式 山口先生ありがとう」も、素敵です。

 

あともうひとつ、山口先生がとてもお若く見えることも印象に残りました。

このときすでに68歳くらいのはずですが、ぜんぜんそんなふうには見えませんよね。

 

来週の8月7日(火)には、そんな山口俊郎先生のお盆供養が行われます。

少し天気が心配ですが、私ははじめての参加なので、しっかり心を込めてお参りしてきたいと思います。

県指定文化財「古瀬戸瓶子」の出土状況。

2012.08.02

kosetoshutudo1.jpg

 

養老町には「古瀬戸灰釉瓶子(こせとかいゆうへいし)」という、養老山地で偶然発見された岐阜県指定文化財があり、先日、養老町郷土資料館の収蔵庫で、この古瀬戸瓶子の出土状況を撮影した写真を見つけることができました。

 

この古瀬戸瓶子の発見経緯は、「昭和48年(1973)3月13日に養老町竜泉寺の了福寺に出入りしていた方が養老山頂へ登る途中、伐採され朽ちた杉の根に抱え込まれた古瀬戸瓶子を発見した」というもので、発見時には中に人骨が入っており、これを他器に移して懇ろに供養したことが記録に残っています。

 

ただ、これまで、その写真は見当たらなかったので、見つけたときは驚きました。 

元の場所に戻しての撮影だとは思いますが、こんな出土状況だったんでしょうね。

 

ちなみに、出土した場所は、記録では行平谷の山道の側となっていますが、たぶん勢至北谷の間違いだと思います。

そして、この古瀬戸の所属時期がだいたい13世紀後半から14世紀初め頃で、周囲に石塔物が確認できていることから、おそらく中世山岳寺院である勢至寺の墓域の位置を示すものでしょうね。

 

ただ、この勢至寺の範囲には、もう一つ墓域らしい場所が確認できています・・

なぜ一つのお寺に複数のお墓があるのか、もう少し地道に情報収集していきたいと思います。

kosetoshutudo2.jpg

煮豆。

2012.08.01

nimame.JPG

 

先週、肉めしの記録作成をしているときの世間話で、うちでは必ず台風が来ると煮豆をつくるというお話しをきくことができました。

 

台風が来ると買い物に行けなくなるから、日持ちするものを作るということだそうです。

 

ただ、他の人にも尋ねてみたところ、必ずしもこれと決まっているわけではなさそうでした。

パンや缶詰など、手間がかからなければ、なんでもありという家が多かったですね。

 

ただ、養老町は、これまでもずっと水害と向き合い、これからも気を緩めることはできないところ。

とにかく、台風が来れば準備するという姿勢が、とても頼もしく思えました。

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