Traditional Performing Arts 伝統芸能
栗笠の獅子舞
栗笠の獅子舞は、養老町栗笠にある福地神社の祭礼において奉納される伝統芸能です。栗笠は、中世末から近世末にかけ、湊として繁栄しました。この湊で、船問屋を勤めた佐藤家が、家運の隆盛・五穀豊穣・村内の安全を祈願するとともに、村人の娯楽として、福地神社の祭礼に奉納させたのが起源と伝えられています。伊勢神楽の流れを汲む三段獅子であり、その種目は48にも及びます。船頭さん達が、様々な地域で活躍し、見聞したものを取り入れた結果、このような多くの種目になったと推定されています。