養老町の歴史文化資源の発見・普及を目指して設立した当ホームページは、「私たちが暮らす養老町への関心を喚起すること」を目的に運営しています。

養老町の歴史文化資源

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スマートフォンアプリを統合しました。

2015.06.16

newnavitop.PNGスマートフォン向けに配信していた「タギゾウくんの養老ナビ」と「タギゾウくんの養老ツアー」の2つのアプリケーションを1つに統合しました。

 

ベースは「タギゾウくんの養老ナビ」です。

これまでの機能はそのままで、トップページから、2つのサービスを選択できるように変更しました。

 

ただ、一つだけ気をつけていただきたいのが、「タギゾウくんの養老ツアー」のユーザー名とパスワード。

「養老ツアー」は7月末をもって配信を終了いたしますので、スタンプを引き継ぐ場合、新しい「タギゾウくんの養老ナビ」に、以前と同じユーザー名とパスワードでログインする必要があります。

 

これを機に、デザインや使い方にも改良を加え、さらに、NaviCon対応カーナビであれば、タギゾウくんが示す文化遺産情報をカーナビに情報送信し、ルート案内も受けられるようになっていますので、ぜひ、新しくなった「タギゾウくんの養老ナビ」を試してみてください。

 

森林文化アカデミーの養老実習。

2015.05.22

tuyagawashinnrinnbunka.jpg

 

今週の水曜日、岐阜県立森林文化アカデミーの養老町での実習に同行させていただきました。

山地の水利や、沖積低地における輪中形成といった養老町の特徴的な環境を中心にご案内をさせていただきましたが、参考になりましたでしょうか。

 

普段は歴史的な興味をもってこられる方を案内する機会が多いのですが、今回は生物や自然環境がテーマであったため、私もいつもとは違う視点で養老町を見直すことができました。

 

気づいていないだけで、養老町にも、絶滅が危惧されている生物がたくさんいるんですね・・

 

ちなみに、下の写真は養老町の白石区で撮影した「オオツヅラフジ」

葛籠(つづら)の原料や生薬に利用されるだけでなく、鴨猟などに使用されるケースもあるそうです。

 

「アオツヅラフジとよく似ていますが、こちらのほうが珍しいですよ」と教えていただいたのですが、まずは見分け方からですね。

 

ootudurahujiw480.jpg

平成27年高田祭のスケジュール。

2015.05.14

takadamaturiposter2015.jpg

 

今年の高田祭ですが、いよいよ今週末になります。

 

土曜日の試楽の天気が少し心配ですが、日曜日の本楽は晴れてくれそうですね。

ポスターが作成され、日程やスケジュールが公開されていますので、下記におおまかな流れを紹介しておきます。

 

ちなみに、5月16日(土)が試楽で、5月17日(日)が本楽です。

 

16日(土)試楽:8時 飾り付け、15時 曳出し、17時 曳寄せ、19時 ライトアップ

17日(日)本楽:10時 愛宕神社奉芸、11時 神幸の儀、13時半 曳出し奉芸、20時 還幸の儀・夜車山曳出し

 

終了時刻は、試楽が21時頃、本楽が21時20分頃になります。

 

お車の方は、養老町役場駐車場が利用できますし、公共交通機関を利用される方は、養老鉄道美濃高田駅から徒歩10分程度ですので、週末はぜひ足を運んでみてください。

なお、祭りの詳細については、こちらのホームページも参考にしてください。

養老の滝のカワガラス。

2015.04.22

kawagarasu150422.jpg

 

今日、養老の滝のすぐそばで、カワガラスを見かけました。

 

上の画像が、そのカワガラスを撮影したものになります。

 

カメラをもっておらず、携帯電話を代用したため、あまり上手く撮影できませんでしたが・・

きれいな黒と、ずんぐりとした体型のアンバランスが、とても印象的な鳥でした。

 

どうやら、なわばりを形成するようなので、次はばっちり撮影したいと思います。

タギゾウくん絵本第7弾の公開。

2015.04.07

ehon7open.jpg

 

電子書庫のコーナーに、タギゾウくんの絵本シリーズ第7弾「タギゾウくんと不思議な妖精」を公開しています。

 

物語の主人公は、養老断層のイメージキャラクターである妖精。

今回、タギゾウくんは妖精の不思議な力をかりて、タギの国に起きる地震の問題に取り組むことになります。

 

象鼻山のイメージキャラクターの中でも、ゾウたちとは一線を画すキャラクターである妖精ですが、本作では、そのルーツについても描かれています。

PDFとEPUBの2種類のデータ形式を用意してありますので、ぜひ妖精のもつ不思議な力に触れてみてください。

養老公園のムラサキツツジ。

2015.04.02

murasakitutuji150402.jpg

 

4月に入り、養老公園のサクラが見頃を迎えています。 

この時期になると、カメラを持ち歩く人を多く見かけますね。

 

そんな中、養老公園内の、妙見堂とこどもの国を結ぶせせらぎ街道にムラサキツツジが咲いているという情報をいただきました。

 

詳しいことはわかりませんが、ムラサキツツジは日本に自生していないらしいので、植樹されたものなのかもしれませんね。

町内でも、他では見かけない気がします。

 

現地を確認したところ、こちらもちょうど見頃を迎えていましたので、サクラをご覧になったあとは、ぜひせせらぎ街道にも足を伸ばしてみて下さい。 

 

murasakitutuji2_150402.jpg

たき道丁石の復元が完了しました。

2014.12.05

chousekiseibiH26.jpg

 

たき道丁石の復元が、ほぼ完了しました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

たき道丁石とは、たき道沿いに建てられた養老の滝までの距離を示す道標のこと。

 

明治の養老公園開設にあたり整備されたもので、当初は1丁から20丁まであったのですが、最近では、その半分以上の行方が、分からなくなっていました。

 

ちなみに、上の写真は、そのうちの15丁の様子を撮影したもの。

ここまで来ると、養老の滝まで、あと1.6kmくらいです。

 

たき道については、古道ウォーキングマップの「たき道をあるく。」で紹介していますし、「タギゾウくんの養老ツアー」も利用できますので、ぜひ丁石の見学も兼ねて、歩いてみてください。

2つめの四丁丁石。

2014.10.17

4chouPart2.jpg

 

今日、養老公園内に、4丁丁石がもう一つ見つかったという連絡をいただきました。

驚きの情報ですよね。

 

早速、事実確認にいったところ、本当に日比野鉱泉前に横たわっていました。

 

距離的には、こちらも整合がとれているので、とりあえず、2丁や3丁との動線や、1つめの4丁丁石との前後関係を検討することになりそうです。

 

4chouPart1.jpg

火打石の採掘跡地。

2014.10.07

aka141002.JPG

 

先週、地元の方に、火打石の採掘場と伝わる場所に案内していただくことができました。

 

「火打谷の中」ではなかったんですね・・

案内していただいたのは、火打谷北側を走る道沿いで、チャート岩盤が露頭する2カ所でした。

 

ちなみに、風化の度合いによって、それぞれ「赤」と「白」に呼び分けられていたそうです。

ということは、白で採掘された火打石の方が良質ということになりますかね。

 

とりあえず、場所は絞り込めたので、もう少し詳しく調べる準備を進めたいと思います。

「養老公園石碑巡り」参加者募集。

2014.10.01

ojigi-tagizou_w200.jpg

 

養老町教育委員会では、平成26年10月18日(土)に、養老町文化遺産ウォーキングを開催いたします。

 

内容は、養老公園の石碑を巡る約2.5kmのコース。

 

全ての石碑を周るのは難しいので、六古碑と呼ばれる石碑を中心に、養老の歴史に関係の深いものをご案内したいと考えています。

 

詳細は下記の通りで、今日から申し込みを受付しています。

距離は短いので、ぜひ気楽にご参加ください。

 

<養老町文化遺産ウォーキング>

 

テーマ:養老公園石碑巡り

養老寺→養老泉詩碑→養老公園碑→日比氏遺愛園亭記碑→万葉歌碑→芭蕉句碑→観瀑詩碑→菊水銘碑→養老神社→長塚節歌碑→養老改元詩碑跡→養老美泉弁碑→養老の滝→養老瀑布詩碑→養老寺

 

講師: 中島和哉(養老町教育委員会学芸員)

 

日程:平成26年10月18日(土)9時~11時半

 

集合場所:養老公園入口駐車場(養老寺東隣)

 

定員:20名(事前申込必要、先着順)

 

※ 現地集合、現地解散。

※ 車で来られる場合、駐車料金は各自でご負担ください。

※  電話で養老町教育委員会生涯学習課32-5086にお申し込みください。

※  参加無料。

※  雨天延期、別途連絡あり。

※  適宜、休憩を取りますので、飲み物等をお持ちください。

マイタケ収穫ワークショップ。

2014.09.26

maitakeshuukakuH26.JPG

 

23日の秋分の日、天気にも恵まれ、無事に第2回きのこワークショップを開催することができました。

お手伝いいただいた方々、本当にありがとうございました。

 

思えば昨年のワークショップは、収穫の最盛期を過ぎて開催してしまったため、参加者に十分な量を持ち帰っていただくことはできませんでしたが・・

今年は、一組につき一株を持ち帰ってもらうことができました。

 

去年の反省が活きましたね。

 

ちなみに、このワークショップで栽培しているマイタケは、一般に出回っている大鋸屑を利用したものではなく、原木で栽培した高級品。

きっと、美味しかったと思います。

 

昨年に埋設したものも含め、まだ来週末くらいまでは収穫できそうなので、この後は、お世話になった方々に、少しずつでもお返ししていきたいと思います。

マイタケの発生。

2014.09.18

maitake140918.jpg

 

先週、今年の2月に植菌を行ったマイタケ原木から、マイタケが顔を出しはじめました。

 

去年よりも、1週間くらい早い発生です。

今年は、気温が下がりはじめたのが、ちょっと早かったのかもしれませんね。

 

ちなみに、今年も一番早く発生したのはハゼ、シラカシは3日ほど遅れての発生でした。

 

一方、今年が2回目の収穫となる原木たちは、今のところ全く変化を見せてくれません。

大丈夫ですかね・・

 

とはいえ、概ね予定通りなので、前回の植菌ワークショップの参加者を対象とした2回目のワークショップを来週の23日に開催します。

詳細な時間については、直接ご連絡させていただきますが、あまり時間がありませんので、そろそろ準備をはじめておいてください。

歴史講座が無事に終了しました。

2014.09.16

H26kouzahuukei.JPG

 

9月13日(土)に「元正・聖武天皇の養老行幸を考える」と題して実施した歴史講座が、無事に終了しました。

 

定員いっぱいの方々にご参加いただきました。

ありがとうございます。

 

講師の山中先生からは、伊勢と美濃の境に位置する古代の養老の重要性や、養老行幸の歴史的背景を考える上で、この地域が壬申の乱において果たした役割や、その後に持統天皇が実施した行幸をよく見直すことが不可欠であることを示していただき、たいへん勉強になりました。

 

また、討論の中では、赤塚先生の「養老の地は、古代において既に、その後を決定するような価値付けがなされてしまった」という発言が、印象的でしたね。

 

いずれにせよ、内部から養老町を見てきた方たちにとっては、とても刺激的な内容だったと思います。

 

さて、次にニワ里ねっとさんと実施する事業は、養老公園石碑巡りをテーマとした文化遺産ウォーキング。

10月になりましたら、参加者を募集しますので、ぜひこちらもご参加ください。

火打谷の現地確認。

2014.09.09

hiutidanichousa.JPG

 

昨日、地元の方に、唐谷(からたに)をご案内いただくことができました。

ありがとうございます。

 

ちなみに、唐谷とは、火打谷(ひうちだに)という異名をもつ、滝谷から北に派生した小さい谷のこと。

 

江戸時代に、火打石の採掘場所であったことが、その名の由来であることは間違いないのですが・・

肝心の採掘地点がよく分かっていません。

 

そのため、地元の方に無理をいって、現地で記憶を辿っていただいたのですが、残念ながら、はっきりしたことは分かりませんでした。

 

山ビルも、ちょっと手ごわかったですね・・

 

ただ、唐谷上流の押越村が所有していたところまで、それほど距離がないことははっきりしたので、今後の調査対象範囲をかなり絞り込むことはできました。

 

あとは、山ビルのいない時期を見計らって、地道に捜索をつづけたいと思います。

養老郡社会科追求作品展のお知らせ。

2014.09.05

H26shinsajunbi.JPG

 

明日、明後日と開催される「養老郡社会科追求作品展」にあわせ、入選した作品の中から、さらに優秀なものを選ぶ審査会が開催されました。

 

まだ、今年で3回目と、やや歴史の浅い社会化作品展ですが、明らかに力作が増えてきていますね。

 

中でも印象的だったのが、自宅裏の用水路を流れる水を海まで追いかけた小学校4年生の女の子の作品。

ぼくも子供のころ、同じような疑問を抱きましたが、実行に移すことはできなかったことを思い出しました・・

 

そんな力作揃いの作品展ですが、明日と明後日にかけて、養老町民会館1階で行われます。

養老町の将来を期待したくなるような作品ばかりですので、ぜひ足を運んでみてください。

 

mizunoyukue.JPG

養老町歴史講座の開催について。

2014.09.01

ojigi-tagizou_w200.jpg

 

養老町教育委員会では、NPO法人「ニワ里ねっと」さんの協力を得て、今年も、9月13日(土)に歴史講座を開催します。

 

今回のテーマは、「元正・聖武天皇の養老行幸を考える」

 

具体的には、講師に山中章先生(三重大学名誉教授)を迎え、壬申の乱以降、元正天皇や聖武天皇の行幸があり、養老改元の舞台ともなった当時の養老町の歴史的背景を、参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

 

ちなみに、聞き手には、赤塚次郎先生(愛知県埋蔵文化財センター副センター長・NPO法人ニワ里ねっと理事長)をお願いしてますので、当日は、山中先生と赤塚先生のやりとりを聞くこともできます。

 

このお二人は、よく知った間柄であると思いますが、意外に、こうした機会はこれまで少なかったでしょうから、今回は貴重な機会になると思います。

 

詳細は下記の通りで、今日から申し込みを受付しています。

定員以外に、参加者に制限は設けませんので、ぜひご参加ください。

 

 

<歴史講座>

 

内容:元正・聖武天皇の養老行幸を考える。

 

講 師:山中章先生(三重大学名誉教授)

聞き手:赤塚次郎(愛知県埋蔵文化財センター副センター長・NPO法人ニワ里ねっと理事長)

 

日程:平成26年9月13日(土)9時30分~11時30分

 

場所:山口会館(養老町高田)34-3311

 

定員:60名(事前申込必要、先着順)

 

※電話で養老町教育委員会生涯学習課32-5086にお申し込みください。 

※参加無料

「はっちゃんサラダボウル」の残り。

2014.08.15

bowlzan.JPG

 

今年のクイズラリーで正解を10点以上集めた方のうち、先着100名様に特別賞として配布している「はっちゃんサラダボウル」の残数が17個になりました。

たくさんのご参加ありがとうございます。

 

今年で3回目を迎えた「タギゾウくんのクイズラリー」ですが、実施して一番驚いたことが、ほとんどの挑戦者が特別賞の合格ラインである10点ではなく、満点を目指して参加してくださっていること。

イベントそのものを楽しんでいただいているということですよね。

とてもうれしいです。

 

まだ、すぐに無くなることはないと思いますが、クイズラリーの参加を検討していただいている方は、ぜひお早めに10点以上の正解を集めて、養老町生涯学習課の窓口までお越しください。

千歳楼の腰掛石。

2014.08.12

senzairoukoshikakeishi.JPG

 

千歳楼の万葉歌碑の傍にある腰掛用の石が何かの石碑ではないのか?という疑問を解消するため、石の裏側を確認してきました。

 

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

ちなみに、結果は空振り・・

裏面に確認できたのは、矢穴の痕跡のみでした。

 

ということで、暑い中での作業は報われませんでしたが、疑問が解消されたという点では、気持ちはすっきりしました。

 

senzairoukoshikakeishi2.JPG

たき道沿いの野村モミジ。

2014.08.08

nomuramomijikirikabu.JPG

 

先日、豆馬亭旅館の近くに、野村モミジの切り株が残っていることを教えていただきました。

 

今ではよく分かりませんが、昭和20年に枯れて切り倒されるまでは、根元から幹が三つに分かれた大きな木で、とても美しい紅葉を見せてくれていたみたいです。

 

そして、ここでちょっと気になるのが、切り株の場所が、養老の滝へ向かうたき道沿いであること。

大野町が所蔵する寛永10年(1633)の織田河内守由来帳に記された野村モミジの由来によれば、織田長孝が野村モミジの苗木を持ち帰ったのは、養老の滝への道中でしたよね。

 

いったい、どれくらいの樹齢だったんでしょうか。

近鉄道標の整備時期。

2014.08.07

ryuusenjidouhyoukintetu.jpg

 

伊勢街道沿いに整備されている、近鉄のたき道道標ですが、養老ロープウェーの開設を記念して設置されたものだというお話を聞くことができました。

 

ということは、昭和44年(1969)に整備されたということですかね。

 

まだ確認はとれていませんが、これまで設置時期が明確になっていなかったので大変参考になりました。

 

ちなみに、これらの近鉄道標については、なぜ養老街道を選択せずに、伊勢街道で道標を整備したのか?という疑問も残っているので、この新しい情報を手がかりに、引き続き情報収集を続けたいと思います。

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