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神明神社の子ども相撲。
2012.10.19
先週の日曜日、養老町三神町の神明神社で行われた、子ども相撲におじゃましてきました。
三神町の神明神社では、毎年体育の日に例祭を行っており、神事の後には、多芸西部地区の子ども達を集めて子ども相撲が行われています。
この日は、幼児から中学生までおよそ70名の参加があり、性別や年齢を考慮して、取り組まれていました。
それにしても、白熱していましたね!
なかには、負けたことが悔しくて泣いてしまう子もいました。
お話しを聞いていると、この子ども相撲はもう50年以上も続いていて、昔は賞金が出たりもしたそうです。また、その頃は、男の子のみの参加だったみたいですね。
しかし、今はそんな制限もなくなり、女の子も元気いっぱい。
みんなとっても強くて、私では、敵いそうにありませんでした。
広幡地区の歩け歩け大会。
2012.10.18
10月13日の土曜日、広幡地区で歩け歩け大会が行われました。
これは、広幡公民館が、地域の体力づくりに勉強会をかねて実施している行事です。
年4~5回は開催されていて、もう20年以上続いているみたいですね。
当日は、天気にも恵まれ、37名の参加者が、飯ノ木の田中道麿翁生誕地や、飯ノ木八幡神社などを歩いて巡ったのですが・・
同行させていただいて、田中道麿さんのことを知らない人が、地元にもけっこういるという現実を、目の当たりにしました。
田中道麿翁の生誕地碑は、分かりにくい所にあるので、まだ仕方がないと思いますが、中には、道麿さんの名前を初めて聞くという方も・・
ぜひ、この取り組みを長く続けていただいて、少しでも広幡から田中道麿さんを知っている人を増やしてほしいところです。
よろしくお願いします。
根古地八幡神社の秋祭り。
2012.10.17
養老町を南北に走る国道258線ですが、根古地交差点から約150mほど南に、ガードレールではなく、チェーンで塞がれている箇所があります。
これは、今から48年前、国道258号線が、根古地八幡神社の参道を横切ったことが原因で生まれました。
つまりは、お祭りの時に、太鼓などが国道を通過できるようにしておくという条件で、当時の根古地の人たちは、国道建設に賛成したみたいですね。
そして、これ以降、養老町根古地では、1年に1回、お祭りの日だけ、太鼓や提灯が、国道を通過する車を止めて、練り歩く光景が見られるようになったそうです。
下の写真が、その様子を撮影したものになります。
撮影したのは、10月7日(日)の夜7時過ぎ、警察官や消防団員の誘導の元、無事に太鼓と提灯が国道を渡っていきました。
しかし、それにしても、国道を走っていて、突然この光景に遭遇した人は、みんなおどろくでしょうね・・
有尾地蔵。
2012.10.16
養老町有尾には、今から150年ほど前に、建てられたお地蔵様がいます。
このお地蔵様は、一緒に住むことができなくなった子ども達の健やかな成長を祈って、建てられました。
ただ、時間の経過とともに、建立された理由は風化していき、今では、地域の方も、それぞれの願いを込めてお参りに訪れるみたいですね。
また、その位置については、昔はやや東にあったという意見と、位置は昔から変わっていないという意見があることもわかりました。
この有尾地蔵については、タギゾウくんの養老ナビに登録してあります。
木陰にひっそりと隠れていて見つけにくいかもしれませんが、ぜひ会いに行ってみてください。
第13回「家族の絆愛の詩」の最終審査を行いました。
2012.10.15
今日、「家族の絆愛の詩」の最終審査があり、2,443篇の応募作品の中から、最優秀賞、優秀賞、養老改元1300年記念賞、家族賞、佳作の38篇を選出しました。
ちなみに、2,443篇の応募数は、過去最多。
たくさんのご応募、ありがとうございます。
これらの入賞者の発表は、11月1日に、町のホームページ等で行います。
ぜひ、楽しみにお待ちください。
室原熊野神社の例祭。
2012.10.12
先週の日曜日、養老町室原にある熊野神社の例祭におじゃましてきました。
私は、はじめてだったのですが、3つの曳山が並ぶ様子が、とても立派でした。
ちなみに、熊野神社の例祭は、秋の間近に迫る豊作を感謝する祭りで、以前は10月5日に固定されていたそうです。
そして、大豊作の年には、2週間も前から、長浜より師匠を招き、子ども歌舞伎の準備をしていたみたいですね。
しかし、今では10月5日に近い土日が、祭りの日になり、子ども歌舞伎についても、平成6年(1994)を最後に、行われなくなってしまいました。
今年の養老町の収穫は、せっかくの大豊作なんですけどね。
できれば見たかったです。
「決壊口の碑」の除幕式。
2012.10.11
先日、書庫で、養老町根古地にある「決壊口の碑」の除幕式の写真を見つけました。
昭和49年10月2日に撮影されたものです。
決壊口の碑とは、昭和34年の集中豪雨と伊勢湾台風で、二度にわたって堤防が決壊した場所に、この事実を風化させず、長く後世の戒めとするために建てられた石碑のこと。
町制20周年の記念事業だったみたいですね。
当日はあいにくの天気にもかかわらず、40名ほどの出席があり、決壊当時、水防の陣頭指揮を執り、この石碑の揮毫者でもある内堀保一さんのお孫さんによって除幕が行われました。
それにしても、災害から15年を経て、ようやくこうしたことが実現していることに、改めて災害を克服するまでの苦労が見て取れるような気がします。
この、「決壊口の碑」はタギゾウくんの養老ナビに登録してあります。
まだ、行ったことがない方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
こんなところにいたタギゾウくん。
2012.10.10
先週の日曜日、国体デモスポウォーキングの後片付け中に、タギゾウくんを見つけました!
とっても上手に描かれていますよね。
キャンバスになっているのは、国体応援のために作られたのぼり旗。
笠郷地区の子ども会が、描いてくれたもののようです。
タギゾウくんとヒマワリの組み合わせから、このモデルはきっと「タギゾウくんの自由研究」ですよね。
しっぽまで正確に描いてくれていて、とてもうれしかったです。
どうもありがとう。
考古学講座が終了しました。
2012.10.09
昨日、 無事に考古学講座が終了しました。
祭りの最盛期で、それぞれお忙しい中にもかかわらず、ご参加いただきありがとうございます。
講師の赤塚先生からは、壬申の乱のイメージを考古学で膨らませていくお話をしていただき、とても楽しい時間になりました。
個人的には、大海人皇子の元に兵士を供給した地域の検討が、とても印象に残りました。
「養老町は壬申の乱にどのように関わったか」
このことについて、もっと詳しく調べていくことが、養老町の古代を解き明かす上で、重要な課題になりそうですね。
さて、次にニワ里ネットさんと実施する事業は、11月11日(日)の文化遺産ウォーキング。
あと少しだけ余裕がありますので、ぜひこちらもご参加ください。
仙人草のヒゲ。
2012.10.05
先月の中旬、養老町口ケ島の金草川堤防で、甘い香りのする白い花を見つけました。
上の画像が、その花を撮ったものです。
かわいいですよね。
ただ、名前を知らなかったので調べてみたところ、この花は仙人草といい、実をつける頃には、名の由来となった白い仙人のヒゲを見せてくれることが分かりました。
どんなヒゲか、ドキドキしますよね。
3週間、待ちわびて、やっと昨日、そのヒゲを見ることに成功しました。
その様子が下の写真になります。
いかがでしょうか・・
個人的には、ちょっと期待しすぎました。
平成24年度田中道麿翁慰霊法要。
2012.10.04
今日、9時から、56回目の田中道麿翁慰霊法要を執り行いました。
今年も、去年に引き続き天気に恵まれ、40名ほどの方々にお参りいただきました。
ありがとうございます。
恒例となった、広幡小学校6年生による歌の発表も、力作揃いでしたね。
また会場では、道麿さんが天明3年(1783)に出した書翰から、千歳楼の創始者である初代岡本喜十郎と親交があった可能性があることも教えていただきました。
ひょっとしたら、道麿さんは岡本喜十郎の薬湯に浸かって、旅の疲れを癒やしたことがあるのかもしれませんね。
もう少し調べてみるとおっしゃっていたので、次の成果を楽しみに待ちたいと思います。
タマスダレの花。
2012.10.03
先週、養老町有尾の道ばたで、真っ白な花びらが目をひく、きれいな花をみつけました。
花の名前は、タマスダレ(玉簾)。
南米原産の植物で、日本には明治時代初期に園芸用として入荷されるようになったそうです。養老町でも、少なくとも40年前にはよく見かけるようになっていたみたいですね。
写真は有尾のものですが、それ以外でもあちこちで見かけました。
土質を選ばない丈夫さと、球根だけでなく、種からも生長できるところが強みなんでしょうね。
ただ、このタマスダレは、ヒガンバナの仲間で、葉や茎には毒があるそうです。
きれいな花には、注意も必要ですね!
田中道麿翁生誕地碑の説明板。
2012.10.02
先月、移設工事が完了した、田中道麿翁生誕地碑の横に、説明板が設置されました。
設置者は、養老町岩道の山口一易さんです。
山口さんは、田中道麿さんを詳しく知り、その功績の周知に努めてこられた方。
そうした日々の中で、少し道麿さんと仲良くなれたような気がするので、この機会を捉えて何かしたいということから、今回の説明板設置が実現しました。
説明板の根元には、道麿さんが生家を思って詠んだ歌に出てくる忍草(しのぶぐさ)もあしらわれ、雰囲気も以前よりずっとよくなりました。
ありがとうございます。
それにしても、今回のことで改めて思い出すのが、広幡小学校の3年生が、今年の夏休みの自由研究のまとめに書いていた「田中道麿さんにあって、一度話をしてみたいと思いました。わけはどういう人か知らないからです。」という文章。
もし、この子に会う機会があれば、道麿さんと仲良くなれた人が身近にいることを伝えたいと思います。
文化遺産ウォーキング参加者募集。
2012.10.01
養老町教育委員会では、平成24年11月11日(日)に、養老町文化遺産ウォーキングを開催いたします。
内容は、養老町石畑・勢至・柏尾の文化遺産を巡る約7kmのコース。
ちょっとアップダウンはありますが、養老山地を中心に、案内がないとまず気づかないような場所を、たくさんご案内したいと考えています。
詳細は下記の通りで、今日から申し込みを受付しています。
たくさん休憩をとりますので、ぜひご参加ください。
<養老町文化遺産ウォーキング>
内容:養老町石畑・勢至・柏尾の文化遺産の散策と現地説明。
【戸関遺跡(椿井郷)→勢至鉄座跡→勢至寺跡→不破内親王由縁の岩窟→喜勢古墳群→柏尾廃寺跡】
講師: 中島和哉(養老町教育委員会学芸員)
日程:平成24年11月11日(日)8時~11時半
集合場所:ふれあいセンター養老(養老町石畑、駐車場有り)
定員:25名(事前申込必要、先着順)
※電話で養老町教育委員会生涯学習課32-5086にお申し込みください。
※参加無料。
※雨天延期、別途連絡あり。
※適宜、休憩を取りますので、飲み物等をお持ちください。
昭和34年8月13日の笠郷公民館。
2012.09.28
先日、聞き取り調査でお邪魔した笠郷公民館で、集中豪雨で牧田川堤防が決壊した昭和34年8月13日の夜、笠郷地区の婦人会が16日に行われる盆踊りに向けて、公民館の2階で稽古をしていたというお話を聞くことができました。
ちなみに、当時の建物は、公民館ではなく役場支所で、木造の二階建だったそうです。
それにしても、笠郷地区の婦人会の皆さんは、きっとこのときはまだ、堤防が決壊して笠郷地区が水没するなんて思っていなかったでしょうね・・
改めて、災害には日頃の備えが重要であることを実感しました。
また、不思議と、この話を聞いてから、自分が生まれる前に起きたこの災害のことを、以前よりも少し身近に感じることができるようになりました。
文字で読むのと、生の声を聞くことの違いなんでしょうか・・
いずれにしても、養老町では、まだしばらく台風の季節が続きそうです。
ぜひ、このことを教訓にして、災害に対しての備えを怠らないように、よろしくお願いします。
広幡小学校6年生の史跡探検。
2012.09.27
今日の午前中、広幡小学校の6年生が、地元講師の案内のもと、養老町飯ノ木の史跡を巡りました。
訪れた場所は、田中道麿翁顕彰碑、源氏橋、長円寺、八幡神社、高札場跡、道標、田中道麿翁生誕地碑、大神宮の8カ所。
けっこう距離があって大変なのですが、子ども達から講師の先生まで、みんな元気いっぱいでした。
そして、史跡では、見慣れたはずの場所に、新しい事実を発見し、一生懸命メモを取る児童達の姿をみることもできました。
こうしたときの驚きは、大人も子どもも変わりないみたいですね。
そして、こうした経験は、きっと自分の生まれた場所をもっと好きにさせてくれると思います。
もう20年ほど続いているそうですが、ぜひこれからもこうした機会を続けていってほしいですね。
広幡小学校の運動会。
2012.09.26
先週の土曜日、広幡小学校で運動会が開催されました。
上の画像がその様子を撮影したものです。
一見、普通の小学校の運動会ですよね。
しかし、この広幡小学校の運動会には、他の養老町立小学校とは大きく異なる点があります。
それは、広幡小学校の運動会は、学校単独での開催ではなく、広幡地区の町民運動会とセットであるということ。
今年も、幼児からお年寄りまで合わせて400名が参加し、34もの種目が行われました。
ただ、子ども達にとって、運動会というのは1年の中でも大切なイベント。
ひょっとしたら、自分たちだけで実施したいと思っているかもしれませんよね。
そう思い、尋ねてみたのですが、地域の方々と一緒に行う運動会は、もう50年以上も続いていて、広幡小学校の児童達には、これが当たり前になっていました。
確かに、参加している人たちは、孫を応援したり、競技に参加したり、児童の演技を撮影したり、みんなニコニコ。
必ずしも、他の小学校に合わせる必要は、ないように思いました。
サトイモの花。
2012.09.25
今日、養老町宇田に伺った際、珍しいからと、畑に咲いたサトイモの花を見せていただきました。
上の写真がその様子を撮影したものです。
確かにいわれてみると、養老町でもポピュラーな作物でありながら、サトイモの花って聞いたことがありませんよね・・
そもそも、花が咲くことすら知りませんでした。
ちなみに、お話を伺った養老町宇田の畑でも、毎年作っていながら花が咲いたのは、これが初めてだそうです。
不思議ですよね。
そのため、もう少しお話を聞いていると、サトイモというのは東南アジア原産で、日本の気候ではまず花を咲かせることはないそうです。
また、花の咲く咲かないが、収穫に影響することもないみたいですね。
しかし、それならそもそも、なぜサトイモは、花を咲かせるのでしょうか・・
分からないことばかりですが、とりあえず、来月の収穫をまって、花を咲かせたサトイモの味だけでも確認してみたいと思います。
養老スキー場。
2012.09.24
先日、聞き取り調査に伺った際、昭和初期の養老町に、スキー場があったことを教えていただきました。
上の写真が、その様子を撮影したものになります。
ホントにあったんですね・・
この写真を見るまでは、信じられませんでした。
ただ、このスキー場、養老町のどこにあったかが、いまいちはっきりしていません。
お聞きした範囲では、養老天命反転地などがある養老町高林か、養老山地頂上付近で三方山(さんぽうざん)のあたりのどちらかが有力な候補地であるようなのですが・・
写真の背景からすると、養老町高林では標高が低すぎるような気がしますし、三方山付近とするならば、どうやってそこまで上がったのかということが気になりますよね。
なんとか、結論を得たいところですが、今のところ、これ以上の手掛かりが見つかっていません。
ここでスキーをしたことがあるという人、誰かいないでしょうか?
葛の花。
2012.09.21
9月も半ばを過ぎ、養老町でも、あちこちで葛(クズ)の花を見かけるようになりました。
特に堤防に多いですかね。
この葛の花、一般的には、秋の七草の一つとしてよく知られていますが、私が小学生だった40年くらい前の広幡地区では、小学校で飼育しているウサギのエサとしてもよく知られていました。
けっこう喜んで食べてくれていたと思います。
といっても、大抵は畑に行けば、何かしらウサギのエサになりそうな葉っぱが手に入ったので、実際には、わざわざ葛を採りに、堤防に上がることはそれほどありませんでした。
ただ、よく考えてみると、葛は漢方や食材にもなるような植物なので、ウサギの立場からすると、ごちそうだったのかもしれませんね・・