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薩摩義士顕彰會會則。
2014.05.09
大正14年(1925)に設立された薩摩義士顕彰會の會則を「タギゾウくんの収蔵庫」に公開しました。
画像が大きいため、ダウンロードしないと文字は読めませんが、山田貞策翁が薩摩義士顕彰会を結成した目的が明快に記されているほか、薩摩義士の事績顕彰の手段として、会に演芸部を設け、浄瑠璃や講談などを活用しようとしていたことが分かる面白い資料ですので、ぜひ目を通してみてください。
大垣市静里の養老公園道標。
2014.04.25
隣接する大垣市の有形民俗文化財である「塩田の常夜灯」のそばに、西面「従是 養老公園道」、南面「養老ヘ三里 高田ヘ貮里」、東面「明治十三年十月 大垣本町 久保田鐵蔵 建立」と刻まれた道標が建っています。
詳しいことは分かりませんが、美濃路沿いで、養老街道の起点にあたる場所に、養老公園が開園した明治13年(1880)10月に、養老公園までの道を示す道標を建てて下さった方がいたということですよね。
大垣本町の久保田鐵蔵さんとは、どんな人物だったのか・・
少し気になりますね。
「タギゾウくんの養老ツアー」をCCNetで紹介するよ!
2014.04.23
養老町にあるたくさんの文化遺産を巡るための探訪ルートを紹介するスマートフォンアプリ「タギゾウくんの養老ツアー」が、養老町のケーブルテレビ CCNetで紹介されます。
放送は1日7回で、日時は以下のとおりです。
放送予定日:4月28日(月)~5月4日(日)
放送予定時間:朝の6:30~、7:30~、8:30~、昼の12:30~、
夜の18:30~、20:30~、22:30~
象鼻山古墳群イメージキャラクターのタギゾウくんとはっちゃんになりきって紹介映像を収録しました。ぜひご覧ください!
平成26年の高田祭。
2014.04.21
平成26年の高田祭のポスターが作成され、日程やスケジュールが公開されました。
5月17日(土)が試楽で、5月18日(日)が本楽です。
祭りのスケジュールは、今年もおおよそ以下の通り。
17日(土)試楽:8時 飾り付け、15時 曳出し、17時 曳寄せ、19時 ライトアップ
18日(日)本楽:10時 愛宕神社奉芸、11時 神幸の儀、13時半 曳出し奉芸、20時 還幸の儀・夜車山曳出し
終了時刻は、試楽が21時頃、本楽が21時20分頃になります。
お車の方は、養老町役場駐車場が利用できますし、公共交通機関を利用される方は、養老鉄道美濃高田駅から徒歩10分程度ですので、ぜひ今から、予定に入れておいてください。
なお、祭りの詳細については、こちらのホームページも参考にしてみてください。
最新ニュースの更新について。
2014.04.15
平成22年度の春より4年間、いつのまにか養老町生涯学習課の日課となり、平日は欠かさず更新してきた最新ニュースですが、今週から更新の頻度を少し減らすことにしました。
これまでお世話いただいた皆様、本当にありがとうございました。
これからは週3回くらいのペースで更新し、引き続き、養老町の歴史文化資源の発見と普及に努めていきたいと考えていますので、今後とも当ホームページをよろしくお願い致します。
養北小学校のふるさと探検。
2014.04.11
今日は、養北小学校6年生の総合的な学習の時間として、象鼻山古墳群を学習するのに同行させていただくことができました。
ありがとうございます。
ちなみに、今年の養北小学校の総合的な学習の時間のテーマは「福祉」だったようなので、なるべく象鼻山古墳群をはじめとする日吉・小畑地区の文化遺産の中にテーマにあった素材を探してみたのですが・・
ちょっと、悩んでしまいました。
一つの文化遺産でも、見方を変えれば、違う一面が見えてくるのも歴史の面白いところ。
それが子どもたちにも伝えられるよう、次の機会までに、もう少し工夫しておきたいと思います。
薩摩義士顕彰会春季慰霊祭が終了しました。
2014.04.10
今日、養老町大巻の薩摩工事役館跡で、薩摩義士顕彰会春季慰霊祭が執行されました。
およそ290名の方にご参加いただき、宝暦の治水工事が始まってからちょうど260年目を迎える今年も、無事に慰霊祭を終えることができました。
天気にも恵まれ、池辺小学校6年生によって奉納された薩摩踊りは、桜吹雪によく似合っていて、とても印象的でした。
明日は薩摩義士春季慰霊祭です。
2014.04.09
明日、10時から大巻薩摩工事役館跡において、養老町薩摩義士顕彰会による薩摩義士春季慰霊祭が執行されます。
天気も良さそうですし、どなたでもご参拝いただけますので、ぜひお出かけください。
「養老郡史」PDFデータの公開。
2014.04.04
当ホームページの電子書庫のコーナーに、テキストデータつきの「養老郡史」PDFデータを公開いたしました。
これによって、養老町の歴史研究の基礎をなす、1000ページを超える養老郡史から、文字検索によって必要な情報だけを収集できるようになっています。
ぜひ、ご活用ください。
象鼻山の桜が見頃を迎えています。
2014.04.02
今日は、隣接する大垣市の高校から、象鼻山古墳群の取材に来ていただくことができました。
天気もよかったので、象鼻山からの眺望や、ここでしか感じることのできない過去の風景をご説明させていただいたのですが、いかがだったでしょうか?
これまで何度も説明してきた象鼻山古墳群ですが、ビデオカメラを向けられると、ちょっと構えてしまいますね。
何か間違ったことをいっていないか、ちょっと不安になりました・・
そんな象鼻山ですが、桜がちょうど見頃を迎えています。
象鼻山からの眺望もあわせて楽しめますので、ぜひ足を運んでみてください。
タギゾウくんの養老ツアー。
2014.03.25
養老町教育委員会では、これまで個々別々に紹介してきた文化遺産情報を、いろいろなテーマごとにまとめ、ウォーキングコースなどの新しい形で楽しめる探訪プランを提案するために、「タギゾウくんの養老ツアー」というアプリケーションを制作しました。
これは、「タギゾウくんの養老ナビ」と同様に、基本的にはスマートフォンを対象としたサービスになりますが、当ホームページとも連動するため、新たに作成した探訪プランは、スマートフォンだけでなく、養老町の歴史文化資源HPの古道ウォーキングマップでもご覧いただけるようになります。
ということで、養老町教育委員会では、当ホームページのリニューアルのため、4月1日まで、最新ニュースの更新をお休みします。
それほど大きな変更にはなりませんが、ぜひ新しくなる「養老町の歴史文化資源」も、よろしくお願いいたします。
「室原曳軕歌舞伎」の公開。
2014.03.24
当ホームページの電子書庫のコーナーに、新しく「室原曳軕歌舞伎」のPDFデータを公開しました。
これは、養老町の室原地区が、平成6年に、養老町制40周年を記念して、1度だけ、室原祭曳軕子供歌舞伎を復活させた際に、あわせて作成した冊子で、曳軕のことだけでなく、室原地区全体の歴史についても触れられています。
協賛企業の広告が多くて、少し読みにくくなっているところがありますが、室原地区が、地元の祭りのために一致団結して作成した貴重な冊子なので、ぜひ、目を通してみてください。
千歳楼が国登録文化財に。
2014.03.19
昨日、国の登録有形文化財(建造物)についての答申が行われ、養老公園の老舗旅館である「千歳楼(せんざいろう)」が、国登録文化財になる見通しとなりました。
これで、養老町の国登録文化財は、高田の玉泉堂酒造に続き、2カ所目となります。
ちなみに、登録文化財制度というのは、重要文化財指定制度よりも緩やかな規制のもとで、幅広く文化財の保護を図るために生み出された仕組み。
建造物では、築後50年を経過しており、さらに国土の歴史的景観に寄与しているかどうかなどが基準となります。
千歳楼では、明治・大正・昭和の各時代の建物が、それぞれに意匠に富んだ上質な近代和風建築であることが決め手になったと思います。
大正天皇(嘉仁親王)をはじめ、三条実美や横山大観、谷崎潤一郎、竹内栖鳳など多くの文化人に愛されてきた千歳楼。
その建物が、これからも長く、多くの方々をお迎えしていくための環境が整いつつあることを、とてもうれしく思います。
「養老公園タイムトラベル」を追加しました。
2014.02.21
「タギゾウくんの自由研究」のおすすめテーマに、新しく「養老公園タイムトラベル」を追加しました。
これは、開設後の養老公園の変化を、観光などの目的で作られた案内絵図の変化から読み解いていこうという内容です。
観光目的の絵図が中心ですから、中には発行時期を明記していないものもありますが、例えば汽車が描かれていれば、鉄道が開設されてから電車が通るようになるまでの間の絵図であることが分かるので、子どもが一つの課題を追求するテーマとしてはよく条件が整っていると思います。
ぜひ、調べ学習や夏休みの自由研究などの参考にしてみて下さい。
高林のスキー場。
2014.02.18
最近の聞き取り調査によって、養老山地頂上の三方山付近以外に、養老町高林のパターゴルフ場付近にもスキー場があったことが分かってきました。
運営主体など詳細な情報は得られていませんが、80代半ばの方が、小学校低学年のときに、名古屋から来ていた大学生のスキー板を貸してもらう代わりに、スキー場までスキー板を担いで上がったとおっしゃっていたので、三方山のスキー場が閉鎖された後の昭和10年代くらいの話になると思います。
スキー場の情報が得られはじめた当初は、養老町のスキー場が三方山か高林のどちらにあったのかずいぶん考えましたが・・
結局どちらにもあったんですね。
一見、矛盾があるように思える情報の中にも、事実が含まれていることを改めて認識できました。
この他に、貸しスキーを経営していた人物の情報も得られているので、もうしばらく少ない手掛かりをたどってみたいと思います。
文化遺産ウォーキングが終了しました。
2014.02.17
昨日、2度も延期になっていた文化遺産ウォーキングを無事に終了することができました。
当初の予定より、3ヶ月遅れての開催であったにも関わらず、多くの方々に参加いただき、さらにアンケート調査にも協力いただきました。
ありがとうございます。
今回は、養老の滝に至る「たき道」を中心に、少し寄り道しながら、養老公園に深く関わる文化遺産をご案内させていただきましたが、おおむね好評だったようでほっとしています。
これで、今年度に予定していたニワ里ねっとさんとのイベントは全て無事に終了しました。
来年度以降も、こうした機会を設けていきたいと考えていますので、今後もぜひよろしくお願い致します。
きのこワークショップが終了しました。
2014.02.10
一昨日の土曜日、無事にきのこワークショップが終了しました。
足元の悪い中でしたが、定員一杯の方々にご参加いただきました。
ありがとうございます。
昨年に引き続き、2回目の開催ということで、前回は手間取ったマイタケ菌の接種についても、今年はスムーズに作業を行うことができました。
この調子で、経験を積んでいけば、もう少しですべての作業を自分たちでこなせるようになりそうですね。
また、岐阜県森林文化アカデミーの津田先生に、事前に「きのことは何か」についてお話しいただいたことで、改めて目に見えない菌の活動をイメージしながら作業することの大切さを認識できました。
次の機会には、この部分をもっと重視して、子どもをはじめとする参加者の体験プログラムを考えていきたいと思います。
さて、次のNPO法人ニワ里ねっとさんとのイベントは、天候に恵まれず、2度の延期を経て今週日曜日に開催される文化遺産ウォーキング。
今度は雨天でも決行しますので、申し込みいただいた方は、一応、雨具とてるてる坊主の準備をお願いします。
広幡地区の西脇家文書の調査・整理が進んでいます。
2014.02.07
現在、名古屋大学付属図書館研究開発室では、濃尾地域における歴史資料の保全を目的としたプロジェクトの一環として、養老町広幡地区の西脇家文書の調査と整理が進められています。
ちなみに、西脇家文書とは、高須藩主であった徳永家に仕えた上級家臣の西脇久左衛門を祖とする養老町広幡地区の西脇家に伝わる文書群のこと。養老郡志が一部活用しているものの、これまで歴史資料としての意義や全体像については十分に明らかになっていませんでした。
しかし、今回の調査・整理により、江戸時代後期の資料が中心を占めることのほか、関ヶ原合戦に関わるものや、江戸時代初期の西濃地域の動向を知る上で、貴重な資料も含まれていることが明らかになってきています。
これらの成果の活用については、今後、名古屋大学付属図書館研究開発室と養老町教育委員会が協力して行い、作業が一段落したところで、報告会なども計画していますので、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
田中道麿翁の歌碑が建立されました。
2014.02.06
養老町飯ノ木の田中道麿翁顕彰碑の南側に、道麿翁の歌碑が建立されました。
養老町岩道の山口一易さんの寄附に基づくものです。
ちなみに、田中道麿翁とは、養老町飯ノ木の出身で、9歳の頃から歌を詠みはじめ、61歳で亡くなるまで多くの作品を残された国学者。
しかし、これまで一つもそれらの歌を石碑にしたものはありませんでした。
そのため、この石碑は田中道麿翁の歌を刻んだ全国で唯一のものになります。
近くに寄られた際には、ぜひご覧になってみてください。
養老小唄。
2014.01.31
先日、「養老小唄」の歌詞カードを見つけました。
作られたのは昭和5年(1930)1月で、作詞を担当したのは、「シャボン玉」や「証城寺の狸囃子」などで知られる野口雨情(のぐちうじょう)です。
詳しいことは分かりませんが、作成の経緯が少しだけ町史に触れられていて、それによると、昭和4年(1929)11月に羽島市の糸井川益一さんに、野口雨情さんと藤井清水さんのお二人をご紹介いただいたみたいですね。
その後、養老保勝会が、ずいぶんとその普及にも努めたようです。
ただ、少し心当たりを尋ねてみても、今の養老町に、この養老小唄を踊って歌える人は見つかりませんでした。
この歌詞カードのデータを「タギゾウくんの収蔵庫」に保管しておきますので、もし歌える方がおられましたら、ぜひ情報提供をお願いします。