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たき道丁石の復元が完了しました。
2014.12.05
たき道丁石の復元が、ほぼ完了しました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
たき道丁石とは、たき道沿いに建てられた養老の滝までの距離を示す道標のこと。
明治の養老公園開設にあたり整備されたもので、当初は1丁から20丁まであったのですが、最近では、その半分以上の行方が、分からなくなっていました。
ちなみに、上の写真は、そのうちの15丁の様子を撮影したもの。
ここまで来ると、養老の滝まで、あと1.6kmくらいです。
たき道については、古道ウォーキングマップの「たき道をあるく。」で紹介していますし、「タギゾウくんの養老ツアー」も利用できますので、ぜひ丁石の見学も兼ねて、歩いてみてください。
2つめの四丁丁石。
2014.10.17
今日、養老公園内に、4丁丁石がもう一つ見つかったという連絡をいただきました。
驚きの情報ですよね。
早速、事実確認にいったところ、本当に日比野鉱泉前に横たわっていました。
距離的には、こちらも整合がとれているので、とりあえず、2丁や3丁との動線や、1つめの4丁丁石との前後関係を検討することになりそうです。
「養老公園石碑巡り」参加者募集。
2014.10.01
養老町教育委員会では、平成26年10月18日(土)に、養老町文化遺産ウォーキングを開催いたします。
内容は、養老公園の石碑を巡る約2.5kmのコース。
全ての石碑を周るのは難しいので、六古碑と呼ばれる石碑を中心に、養老の歴史に関係の深いものをご案内したいと考えています。
詳細は下記の通りで、今日から申し込みを受付しています。
距離は短いので、ぜひ気楽にご参加ください。
<養老町文化遺産ウォーキング>
テーマ:養老公園石碑巡り
【養老寺→養老泉詩碑→養老公園碑→日比氏遺愛園亭記碑→万葉歌碑→芭蕉句碑→観瀑詩碑→菊水銘碑→養老神社→長塚節歌碑→養老改元詩碑跡→養老美泉弁碑→養老の滝→養老瀑布詩碑→養老寺】
講師: 中島和哉(養老町教育委員会学芸員)
日程:平成26年10月18日(土)9時~11時半
集合場所:養老公園入口駐車場(養老寺東隣)
定員:20名(事前申込必要、先着順)
※ 現地集合、現地解散。
※ 車で来られる場合、駐車料金は各自でご負担ください。
※ 電話で養老町教育委員会生涯学習課32-5086にお申し込みください。
※ 参加無料。
※ 雨天延期、別途連絡あり。
※ 適宜、休憩を取りますので、飲み物等をお持ちください。
マイタケ収穫ワークショップ。
2014.09.26
23日の秋分の日、天気にも恵まれ、無事に第2回きのこワークショップを開催することができました。
お手伝いいただいた方々、本当にありがとうございました。
思えば昨年のワークショップは、収穫の最盛期を過ぎて開催してしまったため、参加者に十分な量を持ち帰っていただくことはできませんでしたが・・
今年は、一組につき一株を持ち帰ってもらうことができました。
去年の反省が活きましたね。
ちなみに、このワークショップで栽培しているマイタケは、一般に出回っている大鋸屑を利用したものではなく、原木で栽培した高級品。
きっと、美味しかったと思います。
昨年に埋設したものも含め、まだ来週末くらいまでは収穫できそうなので、この後は、お世話になった方々に、少しずつでもお返ししていきたいと思います。
歴史講座が無事に終了しました。
2014.09.16
9月13日(土)に「元正・聖武天皇の養老行幸を考える」と題して実施した歴史講座が、無事に終了しました。
定員いっぱいの方々にご参加いただきました。
ありがとうございます。
講師の山中先生からは、伊勢と美濃の境に位置する古代の養老の重要性や、養老行幸の歴史的背景を考える上で、この地域が壬申の乱において果たした役割や、その後に持統天皇が実施した行幸をよく見直すことが不可欠であることを示していただき、たいへん勉強になりました。
また、討論の中では、赤塚先生の「養老の地は、古代において既に、その後を決定するような価値付けがなされてしまった」という発言が、印象的でしたね。
いずれにせよ、内部から養老町を見てきた方たちにとっては、とても刺激的な内容だったと思います。
さて、次にニワ里ねっとさんと実施する事業は、養老公園石碑巡りをテーマとした文化遺産ウォーキング。
10月になりましたら、参加者を募集しますので、ぜひこちらもご参加ください。
火打谷の現地確認。
2014.09.09
昨日、地元の方に、唐谷(からたに)をご案内いただくことができました。
ありがとうございます。
ちなみに、唐谷とは、火打谷(ひうちだに)という異名をもつ、滝谷から北に派生した小さい谷のこと。
江戸時代に、火打石の採掘場所であったことが、その名の由来であることは間違いないのですが・・
肝心の採掘地点がよく分かっていません。
そのため、地元の方に無理をいって、現地で記憶を辿っていただいたのですが、残念ながら、はっきりしたことは分かりませんでした。
山ビルも、ちょっと手ごわかったですね・・
ただ、唐谷上流の押越村が所有していたところまで、それほど距離がないことははっきりしたので、今後の調査対象範囲をかなり絞り込むことはできました。
あとは、山ビルのいない時期を見計らって、地道に捜索をつづけたいと思います。
養老郡社会科追求作品展のお知らせ。
2014.09.05
明日、明後日と開催される「養老郡社会科追求作品展」にあわせ、入選した作品の中から、さらに優秀なものを選ぶ審査会が開催されました。
まだ、今年で3回目と、やや歴史の浅い社会化作品展ですが、明らかに力作が増えてきていますね。
中でも印象的だったのが、自宅裏の用水路を流れる水を海まで追いかけた小学校4年生の女の子の作品。
ぼくも子供のころ、同じような疑問を抱きましたが、実行に移すことはできなかったことを思い出しました・・
そんな力作揃いの作品展ですが、明日と明後日にかけて、養老町民会館1階で行われます。
養老町の将来を期待したくなるような作品ばかりですので、ぜひ足を運んでみてください。
養老町歴史講座の開催について。
2014.09.01
養老町教育委員会では、NPO法人「ニワ里ねっと」さんの協力を得て、今年も、9月13日(土)に歴史講座を開催します。
今回のテーマは、「元正・聖武天皇の養老行幸を考える」
具体的には、講師に山中章先生(三重大学名誉教授)を迎え、壬申の乱以降、元正天皇や聖武天皇の行幸があり、養老改元の舞台ともなった当時の養老町の歴史的背景を、参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
ちなみに、聞き手には、赤塚次郎先生(愛知県埋蔵文化財センター副センター長・NPO法人ニワ里ねっと理事長)をお願いしてますので、当日は、山中先生と赤塚先生のやりとりを聞くこともできます。
このお二人は、よく知った間柄であると思いますが、意外に、こうした機会はこれまで少なかったでしょうから、今回は貴重な機会になると思います。
詳細は下記の通りで、今日から申し込みを受付しています。
定員以外に、参加者に制限は設けませんので、ぜひご参加ください。
<歴史講座>
内容:元正・聖武天皇の養老行幸を考える。
講 師:山中章先生(三重大学名誉教授)
聞き手:赤塚次郎(愛知県埋蔵文化財センター副センター長・NPO法人ニワ里ねっと理事長)
日程:平成26年9月13日(土)9時30分~11時30分
場所:山口会館(養老町高田)34-3311
定員:60名(事前申込必要、先着順)
※電話で養老町教育委員会生涯学習課32-5086にお申し込みください。
※参加無料
「はっちゃんサラダボウル」の残り。
2014.08.15
今年のクイズラリーで正解を10点以上集めた方のうち、先着100名様に特別賞として配布している「はっちゃんサラダボウル」の残数が17個になりました。
たくさんのご参加ありがとうございます。
今年で3回目を迎えた「タギゾウくんのクイズラリー」ですが、実施して一番驚いたことが、ほとんどの挑戦者が特別賞の合格ラインである10点ではなく、満点を目指して参加してくださっていること。
イベントそのものを楽しんでいただいているということですよね。
とてもうれしいです。
まだ、すぐに無くなることはないと思いますが、クイズラリーの参加を検討していただいている方は、ぜひお早めに10点以上の正解を集めて、養老町生涯学習課の窓口までお越しください。
千歳楼の腰掛石。
2014.08.12
千歳楼の万葉歌碑の傍にある腰掛用の石が何かの石碑ではないのか?という疑問を解消するため、石の裏側を確認してきました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ちなみに、結果は空振り・・
裏面に確認できたのは、矢穴の痕跡のみでした。
ということで、暑い中での作業は報われませんでしたが、疑問が解消されたという点では、気持ちはすっきりしました。
火打石ワークショップが終了しました。
2014.07.28
昨日の日曜日、4回目の養老町歴史ワークショップ「養老石で火を起こそう」が無事に終了しました。
たくさんのご参加ありがとうございます。
今回は、火打石で発火させた火を移し取る火口(ほくち)作りも体験していただきましたが、いかがだったでしょうか。
意外に、火口全体を炭化させるのが、難しかったですかね・・
次回までに、もう少し、火口と蒸し焼きにする缶の容量の関係を研究しておきたいと思います。
それにしても、今回の水野先生のお話を聞いて、養老が、18世紀後半以降、広範囲に流通する火打石の生産地となるにもかかわらず、そうした情報をほとんど発信できていないことに改めて気づかされました。
一つは、採掘場所を特定できていないことが問題なんでしょうね。
すぐには解決しないでしょうが、今後は、もっと注意して養老周辺を散策するようにしたいと思います。
はっちゃんサラダボウル。
2014.07.18
来週から始まる「タギゾウくんのクイズラリー」で、先着100名様にお渡しする「はっちゃんサラダボウル」が養老町教育委員会に届きました。
これで準備完了です。
ちなみに、はっちゃんは、円墳である象鼻山8号墳のイメージキャラクターであるため、サラダボウルのデザインは円形。
これまでの特別賞と並べてみると、上の写真のような感じになります。
クイズのチラシについても、電子書庫のパンフレットコーナーに掲載してありますので、ぜひ挑戦して、特別賞をゲットしてみて下さい。
マイタケ原木を伏せ込みました。
2014.07.10
昨日、天気の合間を縫って、完熟したマイタケ原木の伏せ込み作業を行いました。
お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回、原木に使用した樹種は、ハゼとシラカシ。
発生するマイタケに、土が絡まないよう、最終覆土を篩いにかけるなど、丁寧に作業を行いました。
ただ、一つ気になったのが、シラカシ原木の菌の周り具合。
今年初めてテストするのですが、樹皮が露出するなどしていて、やや悪いように見えました。
重要なのは、原木内部に菌がまわることなので、見た目だけでは判断できないようなんですが、ちゃんと生えてきてくれるか、少し心配です・・
順調に行けば、収穫は9月末から10月初めころの予定。
あとは、土が乾かないように気をつけていくだけです。
今回のクイズラリー特別賞。
2014.07.02
夏休みに開催する「タギゾウくんのクイズラリー」ですが、3回目を迎えた今年の特別賞が、
「はっちゃんサラダボウル」
に決まりました。100個限定です。
実物が届きましたら、またご紹介しますので、ぜひクイズに挑戦して手に入れてみてください。
火打石ワークショップ参加者募集。
2014.07.01
養老町教育委員会では、今年も、養老町こども歴史ワークショップ「養老石で火をおこそう」を開催します。
日時は、夏休みの自由研究に対応しやすい、平成26年7月27日(日)の9時30分からで、会場は、養老町石畑のふれあいセンター養老です。
参加は無料で、定員は20組50名までになります。
1組につき高校生以下1名を参加させるようにして、事前に、電話で養老町教育委員会生涯学習課0584-32-5086まで申し込みしてください。
駐車場も用意していますし、参加者には、火おこしに必要な火打石と火打金を持ち帰って頂ける特典も付いています。
また、今年は例年の内容のほかに、着火材となる火口(ほくち)の作り方も、プログラムに含めています。
ぜひ親子などでご参加ください。
「クイズラリー」チラシ作成中。
2014.06.27
今年も、夏休みとともに開始する「タギゾウくんのクイズラリー」ですが、現在、チラシの作成を進めています。
ちなみに、今回のチラシは、これまでとは違い、A3判二つ折り。
きっと、前回よりも手ごたえのある内容に仕上がると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
「H26タギゾウくんのクイズラリー」の準備。
2014.06.16
養老町教育委員会では、今年度も「タギゾウくんのクイズラリー」の準備を進めています。
このイベントは、養老町の文化遺産をもっとよく知ってもらうために実施している夏休み限定の企画で、期間中にいくつかの文化遺産を訪れクイズに答えると、タギゾウくん特別賞がもらえるというもの。
今年で3回目を迎えるタギゾウくん特別賞については、「はっちゃん」をあしらったものにする予定です。
詳細については、夏休み前に、改めて当ホームページとチラシで広報いたします。
参加者に制限は設けませんので、ぜひ、楽しみにお待ちください。
高田の山羊牧場。
2014.06.10
先日、大正年間の養老町高田に山羊牧場があったかもしれないということを知りました。
町史などに記録が見当たらないため、詳しいことは分かっていませんが・・
実在したならば、どんな商品を扱っていたのか、とても気になります。
玉泉堂酒造の登録文化財プレート。
2014.06.04
文化庁から、玉泉堂酒造に登録有形文化財のプレートが届きました。
養老町では、これが初めての登録文化財プレートになるので、この機会に、一度、手にとらせて頂いたのですが・・
思ったよりも重たくて、びっくりしました。
建造物に設置されるのはこれからですが、高田の町並みの中に、このプレートが加わるのが、今からとても楽しみです。
大垣市からの見学者。
2014.05.21
先週の土曜日、お隣の大垣市から、養老町の文化財の見学に来ていただくことができました。
ほぼ丸1日のスケジュールだったので、「象鼻山古墳群」「柏尾廃寺跡」「養老公園」の3箇所を、ご案内させていただいたのですが、いかがだったでしょうか。
いずれも、養老町を代表する歴史スポットではあるのですが、すべて山の中なので、身体的に無理をさせてしまっていないか、少し心配になりました・・
あと、印象的だったのが、お隣の市に住んでいるにも関わらず、「初めて訪れた」とおっしゃる方が多かったこと。
いわれてみれば、お隣でも、自治体を超えて文化財の見学に行く機会というのは、意外に少ないのかもしれませんね。