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養老町歴史講座の申し込みを締め切りました。
2018.10.11
10月より募集をはじめた養老町歴史講座「多芸七坊を考える」についてですが、
参加者が定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
今日以降のお申し込みはキャンセル待ちとして対応させていていただきます。
たくさんのご応募ありがとうございました。
イベントのお知らせ。
2018.10.03
養老町教育委員会では、養老町の歴史文化資源の普及を目的として、10・11月に2つのイベントを行います。
一つ目は、養老町こども歴史ワークショップ「養老石で火をおこそう!」(10月28日)です。
これは、7月に開催予定のイベントでしたが、台風のため延期にしたものです。
名古屋市教育委員会学芸員の水野裕之先生を講師に招き、養老産火打石を使って実際に火を起こす体験をしていただけます。
特典として、使った火打石と火打金はお持ち帰りいたけます(詳しくはこちら)。
二つ目は、養老町歴史講座「多芸七坊を考える」(11月11日)です。
こちらは、かつて養老山地から南宮山にかけて7つの寺院が存在したという「多芸七坊」の伝承について、考古学的な調査の成果からその姿に迫ることを目的とした歴史講座です。
岐阜県文化伝承課の小野木学先生を講師に招き、「岐阜県域の中世寺院跡と多芸七坊」をテーマに講演していただきます。
少し難しい印象を与えてしまうかもしれませんが、柏尾廃寺や千体仏、九十九坊、竜泉寺など、養老町のみなさんが一度は耳にしたことがある遺跡について、専門的な話を交えてお話をいただきます(詳しくはこちら)。
どちらも10月から募集を始めたばかりですので、まだまだ参加人数に余裕があります。
養老町教育委員会生涯学習課0584-32-5086まで、電話にてお申し込み下さい。
みなさんの参加をお待ちしています。
H30養老郡社会科追求作品展。
2018.09.07
今年も、養老郡社会科追求作品展の審査会に参加してきました。
今年の入賞作品は全部で36作品。すばらしい作品がたくさんありました。
中でも、養老町の地形立体図を自作した作品には驚きました。
養老山脈は急傾斜なので、とても細かく、根気が必要だったと思います。
もう少し色々な情報を立体図上に反映させると、なお意義深いものになるのかなとは思いますが、まさに力作でした。
その他にも、今年のタギゾウくんのクイズラリーをきっかけに、地元広幡の文化遺産をまわって まとめてくれた小学1年生の子や、養老カルタを参考に上多度カルタをつくってくれた子など、僕たちの日頃の活動を参考にしてくれた作品がいくつもあり、とてもうれしかったです。
そんな作品展ですが、養老町民会館1階の展示室で、明日、明後日と開催されます。
養老町の将来が楽しみになる作品を、ぜひご覧になってください。
平成30年度立川勇次郎氏顕彰祭のお知らせ。
2018.08.14
平成30年8月16日(木)の午前10時より、養老駅の顕彰碑前で、第52回立川勇次郎氏顕彰祭が行われます。
立川勇次郎氏は、養老鉄道を創設するなど西濃地方の発展に貢献した方です。
毎年決まって8月16日に開催される顕彰祭ですが、雨天による会場変更や延期・中止はこれまで一度もないそうです。
そのため、雨天時の対応はあまり決まっていないのですが、今年の16日の予報は、雨。
今日、あわてて地元の養老駅前区長さんや養老駅の駅員さんと相談し、雨天時は屋根のある養老駅舎を一部利用させてもらえることになりました。
本当は晴れてほしいですが、今年は一味違った顕彰祭になるかもしれません。
顕彰祭はどなたでも参列できますので、ぜひこの機会に養老鉄道を利用し、ご参加ください。
平成30年度薩摩義士夏季慰霊法要のお知らせ。
2018.08.10
平成30年8月13日の午前9時より、根古地薩摩工事義歿者墓(雨天は天照寺)において、薩摩義士夏季慰霊法要が執り行われます。
会場である根古地薩摩工事義歿者墓(養老町根古地地内)は、地元では浄土三昧とも呼ばれており、宝暦治水工事で亡くなった24名の義士が埋葬された場所です。
昭和34年に起こった集中豪雨と伊勢湾台風の翌年、災害復旧工事の際に遺骨が納められた甕が発見されました。
猛暑の中、毎年100名以上の参拝者が法要に訪れます。
一般の方も参加自由ですので、是非多数の参拝をおまちしています。
タギゾウくんのクイズラリー2018。
2018.07.19
明日より「夏休みタギゾウくんのクイズラリー2018」がはじまります。
このイベントは、夏休み期間中(7/20~8/31)に、チラシ掲載の文化遺産クイズポイントを訪れ、正解を10点以上集めるとタギゾウくん特別賞がもらえるというものです。
今回のテーマは「広幡(ひろはた)」!!
役場からは少し離れますが、昨年10月に東海環状線の養老インターが開通し、さらなる発展が期待される地域です。
そして、今回の特別賞は、サブローくん角皿。
クイズラリーはどなたでもご参加いただけますが、特別賞は先着100名様限定です。
詳細については、電子書庫のパンフレットのコーナーにチラシを掲載しております。
ダウンロードして印刷したものでもご参加できますので、こちらもぜひご活用ください。
なお、スマートフォンアプリ「タギゾウくんの養老ナビ」のマップ画面下にあるイベントマークを選択すると、スペシャルヒントを見ることができます。
こちらも是非ダウンロードし、ご活用ください。
猛暑日が続いています。熱中症に気をつけて、無理せず楽しく参加してくださいね。
「タギゾウくんの養老ナビ」が新しくなりました。
2018.07.02
この度、セキュリティ対応のため「養老ナビ」のアップグレードを実施しました。
本日より、アップグレード版アプリを配信します。アプリのストアで「養老ナビ」と検索、もしくは以下のURLよりダウンロードのうえ、新しくなった養老ナビをお楽しみください。
ios版 https://itunes.apple.com/jp/app/id1399490655?mt=8
andoroid版 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.com.yoro
また、今回のアップグレードに伴いデザインの変更や新機能の追加などを行ったため、紹介ページもリニューアルしました。こちらもあわせてご覧下さい。
一点、気をつけていただきたいのは、このアップグレード版は旧アプリにおいて取得したスタンプのデータが自動では引き継がれません。
お手数をおかけしますが、取得したスタンプのデータの引き継ぎが必要な方は旧アプリのユーザー名とパスワードをお控えのうえ、 ns_support@nakasha.co.jpまで引き継ぎ希望のご連絡をお願いいたします。
その後、詳しい引き継ぎ手順をご連絡させていただきます。
今後とも「タギゾウくんの養老ナビ」をよろしくお願いします。
火打石ワークショップを開催します。
2018.06.29
養老町教育委員会では、今年もNPO法人ニワ里ねっとさんの協力の下、養老町こども歴史ワークショップ「養老石で火をおこそう」を開催します。
江戸時代など、マッチやライターがまだなかったころ、人々は「火打石」を使って火を起こしていました。
そして、養老産の火打石は、質が良く、とても人気があったそうです。
実際に、名古屋城の家老屋敷があった名古屋城三の丸遺跡ではたくさんの養老産チャートが出土しています。
今年のワークショップでは、火打石を使った火おこし体験のほか、木の摩擦を利用して火をつける「きりもみ式」火おこしにも挑戦していただきます。どちらが大変か、ぜひ体験してみてください。
日時:平成30年7月29日(日)午前9時30分から11時30分頃まで
会場:養老町石畑のふれあいセンター養老(養老町石畑1560-5) 現地集合
講師:名古屋市教育委員会 学芸員 水野裕之先生
その他:参加費無料、定員は20組50名まで。当日に使用した火打石と火打金はプレゼント。
1組につき高校生以下1名を含んでいただき、養老町教育委員会生涯学習課0584-32-5086までお申し込みください。
夏休みの自由研究の題材にもぴったりなので、ぜひ親子などでご参加ください。
(下の写真は「きりもみ式」火おこしの様子です。)
マイタケ原木の伏せ込み。
2018.06.28
養老町教育委員会では、象鼻山の間伐材を利用し原木マイタケを育てるワークショップを行っています。
本日、日吉小学校4年生のみんなと校庭でほだ木の伏せ込みを行いました。
日吉小学校での伏せ込みは昨年も行ったのですが・・・残念ながらマイタケは出ませんでした。
今年はそのリベンジも兼ねて、校庭だけではなくプランターにも伏せ込みを行いました。
今年の樹種はサクラとクヌギ。どちらも、過去に収穫できている実績があるので、期待できます。
うまくいけば、9月の下旬頃にたくさんのマイタケが収穫できるはず。
そして、そんな体験を通して象鼻山などの地元の自然に興味を持ってくれる子が増えていくと、うれしいです。
昨年の2月のワークショップでマイタケの原木をお持ち帰りいただいた方も、そろそろ伏せ込みの時期です。
手順など不明な点がありましたら、養老町教育委員会生涯学習課32-5086までご連絡下さい。
明日から「記憶の光跡展」がはじまります。
2018.05.17
明日から、養老町歴史文化資源 企画展覧会「記憶の光跡展」ーレンズ越しにつながる養老町の歴史とあたらしい未来ー がはじまります。
メイドイン・ヨーロー実行委員会の方々に頑張っていただいたおかげで、今日の夕方には準備もほぼ終わりました。
今回のために、オランダ人芸術家のジョシュアさんが撮影した写真の枚数はおよそ千枚。
その中から選りすぐりの写真を展示しました。
中には、僕たちが日頃見ているなんでもない風景も巧みに切り取られています。
ぜひ足をお運びいただき、養老町の魅力を再発見してください。
展覧会の詳細はこちらをご覧ください。
今週末は高田祭です。
2018.05.16
今週末の5月19・20日(土・日)は高田祭です。
高田祭は、江戸時代から続く愛宕神社(あたごじんじゃ)の例祭です。
祭りでは、岐阜県有形民俗文化財に指定されている三輌の曳やま(車偏に山)が、祭神に随行する形で高田の町を巡ります。
見所は、昨年から本楽の日(日曜日)に行われている、三やま曳き寄せ奉芸です。
道幅が狭い高田の町では三輌が横一列に並ぶことは非常に難しいのですが、車輪が静止したままでも屋台が回転できる構造を活かして三やまを引き寄せます。
奉芸を見逃さないために、事前にスケジュール表をチェックしておきましょう。
先日、神楽の公開練習を見学してきましたが、本番さながらの熱が入った練習に、見ている側も心が熱くなりました。
本番は盛り上がること間違いなしです。今週末はぜひ高田祭にお出かけ下さい。
なお、祭りの詳細についてはこちらも参考にしてください。
教育委員会主催の企画展覧会も同時開催しています。
企画展「記憶の光跡展」を開催します。
2018.05.14
養老町教育委員会では、今週末に行われる高田祭に合わせて、企画展覧会を開催します。
この展覧会は、貴重な観光資源でもある養老町の文化財を国内外に広く発信することを目的とし、外国人芸術家が撮影した養老町の写真を展示する、初の試みです。
今回、お願いした写真家/アーティストのジョシュア ホーゲンボーム氏は、先週から養老町入りしており、自転車で町内を移動しながら写真を撮影していました。
もしかしたら、そんな姿を目撃した人もいるかもしれませんね。
展覧会の詳細は以下のとおりです。
養老町の歴史文化資源 企画展覧会「記憶の光跡展」
ーレンズ越しにつながる養老町の歴史とあたらしい未来ー
日時:5月18日(金)~22日(火)10:00~16:00(19・20日は高田祭)
会場:養老町高田161-1 西町・安田邸
主催:養老町教育委員会 共催:メイドイン・ヨーロー!実行委員会
協力:早稲田大学建築学科 古谷・藤井研究室[早稲田大学創造理工学部建築学科]
どのようなものや風景が展示の題材に選ばれるかはわかりませんが、外国人芸術家の視点を通して、養老町の文化財の新たな魅力・価値が発見できるような展覧会、そしてアートになっていると思います。
今週末、高田祭に遊びに来られた方は、ぜひ展覧会も覗いてみてください。
象鼻山のヤマツツジ。
2018.05.02
今日の午前中に養北小学校の6年生のみんなと象鼻山に登りました。
社会科学習における現地見学ということで、象鼻山古墳群の説明を一時間ほどさせて頂きました。
写真を撮れなかったのが残念ですが、みんなとても興味をもってくれた様で、最後は時間切れになるほどたくさん質問していただきました。
天候等の理由で、全部の質問に答えることができなかったので、どうしても聞きたい!という人は役場に遊びに来てください。
写真は、象鼻山山頂にあるヤマツツジ開花の様子です。
ヤマツツジはかつて象鼻山にたくさん自生していましたが、シカなどの食害により、ほとんどその姿を見ることができなくなりました。
そんなヤマツツジのある景観を少しでも取り戻そうと、地元橋爪地区の方々が山頂に防護柵を設置し、その中に毎年少しずつ植樹しています。
まだまだ課題はありそうですが、いつの日か象鼻山全体にこの朱色の花が咲き広がることを夢見ています。
明日からのゴールデンウィーク後半戦、ぜひ象鼻山にも遊びに来てください。
養老町の遺跡紹介をしています。
2017.12.25
養老町役場1階ロビーにおいて、養老町ロビー展示「養老町の遺跡紹介」を行っています。
期間は12月16日から1月15日です(年末年始除く)。
今回のミニ展示では、町内遺跡の紹介と、出土した土器などを展示しています。
前回の「養老町の教科書展」に引き続き、養老町教育委員会が所蔵し普段は公開していない史料をご覧いただく機会になればと思いますので、わずかではありますが、役場にお越しの際はどうぞご覧ください。
養老改元1300年記念展覧会が終了しました。
2017.12.01
先週日曜日に「養老改元1300年記念展覧会 養老の歴史1300年Let’sタイムトラベル!」が終了しました。
開催当初の週末は2週連続で台風が接近するなど悪天候が続きましたが、開催期間後半からはお天気にも恵まれ、多くの方に足を運んでいただくことができました。
今回開催した展覧会は、タイトル通り、元正天皇がこの地へ行幸された1300年前から現代までの養老の歴史をたどる展示内容でした。
展覧会をご覧いただけた方は養老の1300年間の歴史をぐるっと巡った「タイムトラベラー」ということで、見学者全員に「タイムトラベラー認定証」を進呈したのですが・・・
なんと期間中に誕生したタイムトラベラーの数は5834人!
多くの方にご来場いただきありがとうございました。
そして、少しでも養老の歴史やそれぞれの地域の歴史を身近に感じていただけたら嬉しいです。
ちなみに、シアター映像「養老公園が誕生するまで」は、展覧会期間が終了しても、親孝行のふるさと会館(養老公園内)にて引き続き上映しておりますので、会場にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。
昔の教科書を展示しています。
2017.11.21
養老町役場1階ロビーにおいて、養老町ロビーミニ展示「養老町の教科書展」を行っています。
期間は11月15日(水)から12月15日(金)です。
ミニ展示では、明治時代に発行された日本地理の教科書や、養老町に伝わる滝のお水がお酒になった孝子伝説が掲載された教科書などを展示しています。
展示している教科書のうち、養老町に関係があるページを複写した、閲覧用資料も置いておりますので、役場にお越しの際は、どうぞご覧ください。
岐阜県文楽・能大会なかつ川2017に、室原文楽が出演しました。
2017.11.16
11月3日(金)、中津川市にて開催された「第22回岐阜県文楽・能大会なかつ川2017」に、養老町から室原文楽が出演しました。
他の出演団体に比べ、舞台や人形が小さな室原文楽の上演は、きっと多くの方の印象に残ったのではないでしょうか。
室原文楽の今大会上演外題は「絵本太功記 十段目 尼ヶ崎の段」。
私も特別に蛙の鳴き声だけ担当させていただいたのですが、舞台裏で蛙の鳴き声を鳴らすだけの出番だったにもかかわらず、とても緊張し、場面の雰囲気を感じる余裕は全くありませんでした。
ただ、舞台に立ち、魂を込めて人形を遣う出演者の皆さんの白熱した様子が、いつもより近い場所で感じられ、とても貴重な経験になりました。
大会関係者の皆様、当日会場にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
室原文楽は、毎週木曜日(第1木曜日を除く)午後7時から、養老町の室原自治会館において練習を行っております。
もし興味を持たれた方は、お気軽に見学にお越しください。
「養老の歴史1300年Let'sタイムトラベル!」
2017.10.25
先週末より、養老公園にて「養老改元1300年記念展覧会」を開催しています。
タイトルは、「養老の歴史1300年Let’sタイムトラベル!」です。
西暦717年、奈良時代の女帝 元正天皇は、養老の地へ行幸されました。元正天皇はこの地の美しい泉に感銘を受け、元号を「霊亀」から「養老」へ改元されました。この出来事は、当町の成り立ちに強い影響を与え、元号が町名にも取り入れられています。
今年2017年は、養老改元から1300年という記念すべき節目の年を迎えます。元正天皇はなぜこの地へ行幸され、「養老」と改元されたのでしょうか。また明治13年、養老公園はどのような願いを込められ開設されたのでしょうか。
わたしたちのまち、養老町の礎となった「元正天皇の養老改元」、「養老公園の開設」に焦点をあてながら、養老の歴史を振り返り、わたしたちの今を知る旅に、、皆さん一緒に出かけましょう!
【日時】2017年10月21日(土)~11月26日(日) 10時~16時(月曜休館)
【会場】親孝行のふるさと会館(養老公園内)
【主催】養老改元1300年祭実行委員会
展覧会の詳細はこちら
マイタケの収穫。
2017.09.29
養老町教育委員会では、象鼻山で伐採した木を再利用してキノコを育てるワークショップを毎年継続して行っています。
今年の7月頃、象鼻山の近くにある日吉小学校の4年生のみんなとマイタケのほだ木の伏せ混みを小学校の校庭で行いました。
例年のデータによれば、9月下旬頃にはマイタケが顔を出しているはず・・・・そう思い、本日、森林文化アカデミーの先生や生徒の方々と日吉小学校へ見に行きました。
みんなで寒冷紗に顔を突っ込んで、くまなく探したのですが、まだ出ていないようでした。
去年まで伏せ込みを行っていた養老町広幡地区の畑では、すでにたくさんのマイタケが発生し、収穫できているのに、なぜでしょうか。
森林文化アカデミーの先生によれば、日吉小学校の伏せ込み場所は、環境も良いし、みんなのお世話の仕方も間違っていないので、少し遅れているだけで、来週には出てくるはずだそうです。
決して希望を捨てず、待ちたいと思います。
2月のワークショップに参加したみなさんも、マイタケが出ていれば是非、養老町教育委員会まで一報ください。
下の写真は、広幡地区の畑で今日収穫したマイタケです。昨年(2016年)伏せ込んだもので、樹種はサクラです。600グラムの大物でした。
室原文楽の蛙の鳴き声。
2017.09.22
9月9日(土)、養老改元1300年祭事業 室原地区「地域の日」が開催され、室原文楽の上演がありました。
上演された外題は「絵本太功記十段目 尼ヶ崎の段」。
このお話は、本能寺で主君の小田春長を死に追い込んだ武智光秀と、旅の僧に扮した真柴久吉が登場するお話なんですが・・・
その中で、光秀が竹薮に潜んで身を隠し、周囲の様子を伺っている場面があります。
そのとき、「小田の蛙の鳴く音をば、とどめて敵に悟られじと」という語りとともに、舞台からは「ゲロゲロ」と蛙の鳴き声が聞こえてきます。
この蛙の鳴き声、保存会の方が舞台裏で鳴らしているものなのですが、どのように表現していると思いますか。
あまりに本物のようにきこえるので、生きている蛙の鳴き声を録音して・・・と考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、その正体「貝がら」なんです。
下の写真のように、貝がらの凹凸をこすり合わせて音を出すんだそうです。
音を出すときのコツは、手で貝を包み込み音をこもらせること。
そして高い音と低い音と交互に鳴らすことで、一組の貝で2匹の蛙を表現できるんだそうです。
ちなみに、貝の種類は赤貝で、むかしは、湯のみの裏(高台)をこすり合わせることで蛙の鳴き声を表現していたこともあったんだそうです。
私も挑戦してみたのですが、すばやく貝がらをこすり合わせることで、より蛙の鳴き声らしくなることがわかりました。
そんな室原文楽ですが、11月3日(金)文化の日に、中津川市の東美濃ふれあいセンターにて、次の上演の機会を控えています。
お越しいただける方は、ぜひ耳を澄まして蛙の鳴き声を聞いてみてください。
お待ちしています。