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下笠代官所址
2011.08.24
江戸時代の養老町下笠には代官所がありました。
代官所とは、天領(幕府の直轄地)の年貢徴収や悪行の取締などを行う代官の事務所です。
下笠代官所が設置されたのは、元和元年(1615)。代官は代々石原清左衛門が務め、元禄12年(1699)に廃止されるまでの84年間にわたり、このあたりを治めました。
また、代官所のほかにも馬場(乗馬の練習場)や処刑場もあったようです。
跡地には現在、写真の石柱が建てられています。
第4回親子学習
2011.08.23
養老町教育委員会では、小学3年生の児童とその保護者を対象に、親と子のふるさと学習(親子学習)という講座を実施しています。年8回の学習で、親子のふれあいを深めてもらうことが目的です。
先週の金曜日には、この4回目が行われ、27組の参加がありました。
テーマは「町の施設を見てみよう」で、内容は、デイサービスセンターや議場など、計8カ所の見学です。
小学校の3年生は、自主性が伸び、親の目が離れてくる重要な時期。
このタイミングで、社会で様々な役割を果たす施設を見学することは、子どもたちにとってきっと良い経験になったと思います。
お盆のお墓参り。
2011.08.18
お墓が近いにもかかわらず、1週間に1度のお参りがなかなかできないわが家ですが、それでも毎年お盆の8月14日から16日の3日間は、家族そろってお参りをしています。
このあたりのお盆は、少し薄暗くなると、お墓に飾った提灯にろうそくをともしに行く習慣があり、普段夜のお墓に近づかない私でも、この時だけは不思議と平気です。
夜の提灯が、幻想的なためだと思っています。
このお盆の提灯、私にとってはごく当たり前のものなんですが・・
他県から嫁いできた友達は、ここではじめて見たといっていました。
お盆に提灯を飾らないところもあるんですね。この時期に養老を離れることがなかったので知りませんでした。
平成23年度立川勇次郎氏顕彰祭
2011.08.17
8月16日(火)、養老駅北にある顕彰碑前で、養老鉄道の創設者である立川勇次郎氏の顕彰祭を行いました。
今年はちょうど、養老鉄道株式会社設立から100年目にあたり、立川氏のご遺族や沿線市町関係者など、多くの方々にもご参列いただきました。
ありがとうございます。
僕も小さいときから、電車といえば養老鉄道でした。
100年続く鉄道が、どれほど地域に密接しているかを改めて感じることができました。
平成23年度薩摩義士夏季慰霊法要。
2011.08.15
平成23年8月13日(土)の午前9時から、養老町薩摩義士顕彰会主催による薩摩義士夏季慰霊法要が執行されました。
場所は、根古地薩摩工事義歿者墓の慰霊堂前です。
炎天下の中、例年よりも多くのご参列をいただきましたが、皆様のご協力でなんとか無事に終了することができました。
ありがとうございます。
養老町では、こうして春と夏の年2回、義士の霊を慰めていて、夏は暑さ対策のため、日陰や飲み物を用意し、春より1時間早くスタートするのですが・・
それでも、暑さが勝る一日でしたね。
明日は、立川勇次郎氏の顕彰祭。
こちらも、十分な暑さ対策が必要になりそうです・・
妙見堂の「盆施餓鬼法要(ぼんせがきほうよう)」
2011.08.10
お盆が近くなり、養老町でもあちこちで施餓鬼法要が執り行われています。
上の写真は、その中の一つで、養老公園の妙見堂で行われた「盆施餓鬼法要」の様子。8月8日(月)午前10時30分からでした。
この妙見堂には、岐阜県の重要文化財に指定されている「釈迦如来立像」が安置されていて、私は昨年10月の「ふるさと養老秋まつり」以来の参拝となりました。
今回は、すぐ近くで手を合わせることができたのですが、改めてその大きさに驚きました。
法要は、お昼で終了。
蝉しぐれとお経の相性の良さに気づくこともできました。
夏まつり。
2011.08.09
8月5日(金)の夕方から、高田商店街で「夏まつり」が開催されました。
養老町商工会高田支部の主催です。
この夏まつりに、養老国際交流協会でも「金魚すくい」の店を出すことになったので、私も久しぶりにまつりに参加しました。
天候にも恵まれ、たくさんの人で賑わっていましたね。
私も子どもの頃、このまつりを楽しみにしていました。確か、高田の天神まつりと呼んでいたような気がします。
山口俊郎先生の「前橋音頭」
2011.08.08
養老町出身の作曲家、山口俊郎先生は80歳で他界するまでに、1,000曲以上の作品を手がけました。そしてその中には、日本の伝統的な民謡もたくさん含まれています。
つい先日、群馬県前橋市のある団体から、山口先生の「前橋音頭」について、編曲許可の問い合わせを頂きました。前橋市の祭りを活性化することが目的だそうです。
山口先生が亡くなった今でも、先生の曲がいろんな地域で活躍していることはすごいことですよね。
さて、明日は山口先生の盆供養を行います。時間は午前9時からで、場所は高田墓地です。 どなたでも参列できますので、よろしければご参加ください。
象鼻山の自然環境調査。
2011.08.05
今年度、養老町教育委員会は、象鼻山の自然環境を把握するための現況調査を、岐阜県立森林文化アカデミーの津田先生にお願いしました。
象鼻山古墳群の活用を考える上で、象鼻山そのものがもつ魅力を把握することが重要だと考えたためです。
今では見当たらない魅力をたくさんもっていた昔の象鼻山。
それがなぜ、この30~40年の間に失われてしまったのでしょうか・・
調査ははじまったばかりですが、早く、象鼻山のことをもっと知りたいです。
ひまわりの迷路
2011.08.04
養老町中央公民館の北側、養老町石畑の田んぼの一角に、たくさんのひまわりの花が咲いています。
これは、平成19年度からはじまった「農地・水・環境保全向上対策事業」の取り組みの一つで、遊休地に花などを植えて農用地の荒廃を防ぐためのものなのですが・・
近づいてよく見てみると、満開のひまわりは迷路になっていて、あさって土曜日の朝7時半からは「ジャンボ迷路大会」も行われるようです。
誰でも参加できるようなので、ぜひ足を運んでみてください。
お経の練習。
2011.08.03
夏休みになり、養老町でも朝のラジオ体操が始まりました。
ラジオ体操が始まるのは6時半、これだけなら10分ほどで家に帰れるのでしょうが…。
養老町では、ラジオ体操の後に、お経を練習している地区が数多くあります。
どちらも、昭和40年代には既にあったそうなんですが、始まった理由は良くわかりません。今では、躾の一環として子ども会が行っています。
上の写真は、養老町橋爪地区のお経の練習。
篠塚神社で体操をした後、念長寺へ移動して練習がはじまりました。
みんな少し眠そうでしたが、声はしっかり出ていましたね。
僕も子どもの頃、厳しい住職さんに叱られながら、正信偈(しょうしんげ)を繰り返し練習しました。30分を越える正座に足がしびれて大変でした。
しかし、そのおかげで、今でも正信偈はほとんど暗唱できます。
象鼻山バーチャル体験(iPhone/iPad用)。
2011.08.02
当ホームページでは、昨日から象鼻山バーチャル体験(iPhone/iPad用)を公開しています。
このコンテンツは、先に公開していたタギゾウくんの展示室にある象鼻山バーチャル体験とほぼ同じ内容なんですが・・
ちょっと、シンプルになっています。
ポイントは、FlashではなくHTML5で制作していること。
これにより、iPhoneやiPadでも利用できるコンテンツになりました。
iPhoneやiPadをお持ちの方は、ぜひタッチパネルで象鼻山をバーチャル体験してみてください。
象鼻山古墳群現地学習。
2011.08.01
昨日、養老町スポーツ少年団が象鼻山を訪れてくれました。
先週の反省を踏まえ、今回は子ども達と一緒に登り始めたのですが、
あっさり、おいて行かれてしまいました・・
さすがは、スポーツ少年団ですね。
山頂では、少し手短に象鼻山古墳群を説明させていただきました。
弥生時代に君たちと同じように山を登った人たちが、ここで何をしたかったのかを、少しでも心に残してもらえるとうれしいです。
説明を終えて、帰宅する途中、色目川南堤防で草焼きをしていました。
撮影させていただいたのですが、日差しと炎のダブルパンチは強烈でした・・
室原文楽の写真撮影。
2011.07.26
今日、室原自治会館で室原文楽の写真撮影を行いました。
11月3日(木・祝)に養老町で岐阜県文楽・能大会を開催するのに伴い、大会のポスターやチラシ、パンフレットなどを作成するためです。
人形だけでなく、太夫や三味線の撮影も行ったので、保存会のみなさんは少し緊張気味でしたが、お昼には無事終了しました。
できあがったポスターやチラシは、このホームページでも公開する予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちください。
象鼻山現地学習。
2011.07.25
昨日の朝、ソフトテニスをしている小学生が、象鼻山古墳群の現地学習にきてくれました。
ちょうど、先週の日曜日に象鼻山整備促進協議会の方々が草刈りをしてくれていたので、現地学習には良いタイミングでしたね。
山頂部の平らな地形や、断層活動によって形成された階段状の地形も観察しやすかったのではないかと思います。
ぼくは、小学生が来るより15分ほど早く山頂へ着いたので、弁天様にごあいさつに行ったのですが・・
そこには、ファミリーで食事中の鹿がいて、お互いびっくりしました。
先に上がらず、子供たちと登れば、見せてあげられましたね・・
後悔しています。
「ぞうびさん」コンテンツの追加準備。
2011.07.08
養老町教育委員会では、「ぞうびさん-3Dアニメーション-」に新しいペーパービジョンを追加する準備を進めています。
追加するペーパービジョンは、
テントくん(象鼻山20号墳イメージキャラクター)
サブローくん(象鼻山36号墳イメージキャラクター)
こいちゃんと、いつみちゃん(象鼻山51・53号墳イメージキャラクター)
の3つ。
現在は、お話の内容にあわせて絵コンテをおこしているところで、上の画像は、こいちゃんといつみちゃん(象鼻山51・53号墳イメージキャラクター)の絵コンテ1枚目になります。
3Dなので、象鼻山の情報を含めることのほかに、いろいろな方向からみて、楽しい内容になることが大事だと思っています。
ちょっとしたことで難しい印象を与えてしまう歴史や文化財・・
当ホームページのタギの国のキャラクターは、これを和らげる重要な役割を果たしてくれています。
普段は通り過ぎてしまう方が、タギゾウくんたちをみて、ちょっと足を止めてもらえるようになるとうれしいです。
三世代でもの作り
2011.07.07
7月3日(日)、養老町子ども会育成協議会が主催する「親と子のふれあい広場」が開催され、約550名が参加しました。
参加者は、午前に老人クラブの指導者の手を借りてわら細工や竹細工、みこし作りに挑戦し、午後は独楽回しやおはじきなどの昔の遊びを親子で楽しみました。
この行事は今回で30回目を迎えました。僕も小学生の頃、母親とみこし作りや竹細工に参加し、とても楽しかったのを覚えています。
でも、その頃は主催者側で参加するとは思っていませんでした…。
ニワ里ねっと(NPO法人)さんとの企画。
2011.07.04
養老町教育委員会では、今年度、養老町の歴史文化資源の普及を図るための活動を
特定非営利活動法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク(NPO法人ニワ里ねっと)
にお願いしました。
ニワ里ねっとさんは、歴史教育や文化財等の啓発活動支援をはじめ、地域の文化遺産に関係する様々な事業を実施している団体で、理事長を務めるのは、2月に象鼻山シンポジウムでお世話になった赤塚次郎さんです。
具体的な内容については現在打ち合わせ中ですが、
・象鼻山古墳群をはじめ、町内の様々な文化遺産を散策して、その歴史的価値を知ってもらう案内会
・象鼻山の考古学講座
・養老山地の火打石を使った歴史ワークショップ
・タギゾウくん絵本の読み聞かせ
などが計画されています。
詳細が決まりましたら、お知らせいたしますので、ぜひご参加ください。
個人的には、火打石を使って火をおこした経験がないので、火打石ワークショップが気になっています。
養老公園の安全祈願。
2011.07.01
今年も7月1日(金)に、恒例の「滝開き式」が行われました。
滝開き式は今回で85回目になります。
僕が滝開き式を見るのは、去年に続いて2回目。今年もたくさんの観光客や報道陣で滝前広場はいっぱいになりました。
300人程の方が、来られたそうです。
毎年同じようにスケジュールが進むので、2回目の経験を活かし、御利益のある破魔矢を狙ったのですが、取り損ねてしまいました。
ただ、去年と違って今年は象鼻山太鼓の演奏があり、訪れた人たちを楽しませていました。
来年こそは、破魔矢を手に入れて御利益を期待したいですね。
去年の滝開きの様子はこちらをご覧ください。
タギゾウくんの紙芝居を作成しました。
2011.06.30
養老町教育委員会では、「タギゾウくんの絵本」として公開している5つのおはなしを紙芝居にしました。
特製の枠付です。
作成したきっかけは、養老町図書館に、養老町を題材にした紙芝居がなかったこと。
できることなら、この町の子ども達には、養老町を題材にした紙芝居を読み聞かせてあげてほしい と思っちゃいますよね。
ただ、タギゾウくんが、ちゃんと子ども達に受け入れてもらえるかは、かなり心配です。
ウチの娘の反応は・・
子ども達のまっすぐな感想は、よい反省の材料になりますが、ダメージも大きいです・・
7月中頃から、養老町図書館で貸し出す予定ですので、ぜひご活用ください。
返却の際に、改善点などをご指摘頂けると幸いです。