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飯田八幡神社棟札の赤外線カメラ撮影。
2012.08.30
今週、養老町飯田の飯田八幡神社に保管されている棟札のうち、表面が煤けて文字が読めなくなってしまったものの、赤外線カメラ撮影を行いました。
ちなみに、棟札(むなふだ)というのは、神社やお寺などの建物が、新築あるいは修繕された際に、その記録や記念の意味を込めて、建物に掲げておく札のことです。
また、赤外線カメラというのは、可視光線をカットし、赤外線だけで画像を作成することで、墨で書かれた文字などを浮かび上がらせることができるカメラのことです。
こちらは、防犯目的のものの方がよく知られていますかね。
この赤外線カメラ、撮影する対象物の状況が結果に大きく影響し、いつでも期待通りの成果が得られるというわけでもないようなのですが、今回、飯田八幡神社の棟札では、期待通りの成果を得ることが出来ました。
その様子を撮影したものが下の写真になります。
肉眼では、まったく判読できなかった文字が、ばっちり映し出されていますよね。
撮影の結果、この棟札には、梵字の他に、「延宝第八年(1680) 大峯採燈護摩息災延命攸 七月吉祥月」と書かれていることが分かりました。
町史にも、飯田八幡神社に元和2年(1616)建立の棟札があると書かれているので、とりあえず矛盾はなさそうです。
ただ、これが現在地に遷座する前の棟札であるかどうかや、神社でありながら密教系の棟札であることなどが、少し気になります。
まだ、引き続き、情報収集が必要ですね。
肉のひきずり。
2012.08.28
今日は、姿を消しつつある郷土料理の記録作成第3弾として、「ひきずり」と呼ばれる料理を作りました。
「ひきずり」というのは、馬肉を使ったすき焼きのことです。
肉を、鉄鍋から、ひきずって取る様子から、この名前が付いたみたいですね。
馬肉以外では、青ネギと、こんにゃくくらいしか入っていない比較的シンプルな料理ですが、主に、お正月のごちそうや、お客さんをもてなすために出されたそうです。
ただ、同じ鍋を箸でつつくことから、お客さんといっても、親友や親戚といった気軽な相手のときに限定されていたみたいですね。
牛肉に比べ、馬肉はあっさりしているので、たくさんおいしくいただくことができました。
また、炊きたてのごはんにひきずりをのせた「ひきずり丼」もおいしかったです。
この料理のレシピは、来年度には電子書籍などのかたちで公開する予定です。
ぜひ、楽しみにお待ちください。
家に、親しい友達を迎えるときのおもてなしに、ぴったりの料理になると思います。
歴史ワークショップ「養老石で火を起こそう」を開催しました。
2012.08.27
昨日の日曜日、朝の9時半から養老町歴史ワークショップ「養老石で火を起こそう」を開催しました。
天気にも恵まれ、定員一杯の方々にご参加頂くことができました。
ありがとうございます。
当日は、名古屋市から学芸員をお招きし、火打石の歴史だけでなく、養老産の火打石がどんなものかについても教えていただくことができました。
実際に、江戸時代の名古屋城下町で見つかった火打石も見せていただくことができ、これが養老山地で採れる火打石にそっくりだったことに、みなさん納得されていましたね。
また、火起こし体験では、火花が飛び、火が付いたときの子ども達の歓声が、とても印象に残りました。
ただ、中には、ちょっと火を起こすのが難しそうな子ども達も・・
しかし、今回のワークショップは、火打金と火打石を持って帰っていただける特典付き。
ぜひ、お家でも練習してみてください。
きっと、できるようになると思います。
平成24年度、広幡地区盆踊り大会。
2012.08.20
8月14日(火)午後7時から、広幡公民館前で、広幡地区の盆踊り大会が行われました。
少し、天気が心配でしたが、なんとか雨も上がりましたね。
幼児から大人まで約600名の方にご参加いただき、バザーのジュースやビールが飛ぶように売れていました。
そんな広幡の盆踊りですが、いつも決まった7曲を踊っていて、その中に「広幡音頭」という地元になじみの曲があります。
この曲は、昭和25年に、大垣市上石津町時出身の江口夜詩(よし)先生に作詞作曲してもらったもので、広幡の盆踊りでは、今でもオルガン伴奏に地元の方が生歌を吹き込んだものを使っています。
そのため、この曲が流れると、会場が一気に50年くらい遡ったような雰囲気に変わります。
雑音もここではありですよね。
ちなみに、この広幡地区は、「広幡音頭」の他に「広幡村民歌」でも江口夜詩先生にお世話になっていて、広幡の歌といえば江口先生といった感じです。
ただ、実は、私は村民でありながら、この「広幡村民歌」の方は聞いたことがありません。
歌詞は「ふるさと広幡」という本に掲載されて知っているのですが・・
誰か歌える人、いないですかね。
平成24年度立川勇次郎氏顕彰祭。
2012.08.16
今日、養老駅の側の顕彰碑前で、立川勇次郎氏の顕彰祭が行われました。
立川勇次郎氏は、養老鉄道を創設された方で、顕彰祭には、立川氏のご遺族をはじめ、沿線市町関係者など、約100名の方に、ご参列いただくことができました。
ありがとうございます。
ちなみに、この立川勇次郎氏の顕彰祭、今年で46回目を迎えたのですが、これまで記憶にあるかぎり、一度も雨に降られたことがないそうです。
雨天時の対応が、あまりはっきり決まっていないのも、このためみたいですね。
ひょっとしたら、立川さんは晴れ男だったんでしょうか・・
田中道麿翁生誕地碑の移設。
2012.08.15
田中道麿翁顕彰会では、養老町飯ノ木にある田中道麿翁生誕地碑の傾き修正に伴い、これまで民地の奥にあった生誕地碑を現地点より10mほど西に移動することにしました。
場所はほとんど変わりませんが、これで町道のすぐ側の位置になるので、今までよりも少しだけ現地を訪れやすくなると思います。
少なくとも、近所の方に不審に思われるのではないかという心配はいらなくなりそうですね。
この工事は今月中には終了する予定ですので、まだこの場所を訪れたことのない方は、ぜひ一度行ってみてください。
平成24年度薩摩義士夏季慰霊法要。
2012.08.13
今日、養老町薩摩義士顕彰会主催による薩摩義士夏季慰霊法要が行われました。
天候不良により、会場を養老町根古地の天照寺に変更しての開催でしたが、約120名の方にお参りいただきました。
ありがとうございます。
夏の慰霊法要は、これまで天気に恵まれることが多く、天照寺での開催は久しぶりでしたが、義士の遺骨を納めてあった甕など、関係資料をみることができた上でのお参りになったので、子ども達が薩摩義士の功績を学ぶには、よい環境だったように思います。
雨も悪いことばかりではありませんね。
5つ目の狛犬。
2012.08.10
今週の水曜日、聞き取り調査に伺った飯田八幡神社で、口の中にコロコロと動く玉が入っている狛犬を、新たに見つけました。
これで養老町では、5つ目の発見になります。
今年の5月に、久々美雄彦神社で2つ目を見つけてから、なんだか狛犬の口の中が気になるようになり、最近では神社に伺うと必ず確認しています。
このままの勢いで、まだまだ発見数を伸ばしていきたいと思います。
郷土料理のレシピ保存2。
2012.08.08
今日は、姿を消しつつある郷土料理の記録作成の第2弾として、「どんがね酢」という10㎝以下の鮒(ふな)の身を5mm程の輪切りにし、洗って酢につけ辛子酢味噌で食べる料理を作りました。
ただ、夏場の鮒は匂いがきつくて使用できないため、今回は鮎での調理になりました。
本来は、冬場の小鮒を保存食として加工しておくための料理なので、鮎を使うのはちょっと贅沢だったかもしれませんね。
とはいえ、鮒では2日間以上酢に漬けておく必要があるのに対し、鮎は5分ほどで済むので、その点では現実的な選択だったと思います。
私は「肉めし」につづき、この「どんがね酢」も初めてでしたが、赤味噌でつくった辛子味噌と、酢付けされた鮎の切り身の相性がよく、とてもおいしくいただくことができました。
平成24年度の養老町夏祭りの一覧。
2012.07.31
養老町教育委員会で収集した、養老町の夏祭りの情報を下記にまとめてみました。
すでに終了してしまったところは省いてありますが、まだまだたくさん計画されていますので、ぜひ今年の夏は最寄りの夏祭りに参加してみてください。
●高田地区/高田夏祭り/8月3日(金)午後3時~/高田商店街/少雨決行
●養老地区/養老地区喜勢夏まつり/8月5日(日)午前10時30分~/野村典生さん宅東空地/少雨決行
●養老地区/養老地区柏尾夏まつり/8月15日(水)午後2時30分~/存徳寺/雨天決行
●養老地区/養老地区五日市ふれあい夏まつり/8月19日(日)午後7時~/五日市八幡神社 /少雨決行
●広幡地区/広幡地区盆踊り/大会8月14日(火)午後7時~/広幡公民館駐車場/広幡公民館大集会室
●上多度地区/上多度地区盆踊り大会/8月5日(日)午後5時~/上多度小学校グラウンド/中止
●池辺地区/池辺地区盆おどり大会/8月12日(日)午後7時30分~/池辺小学校グラウンド/雨天 池辺小学校体育館
●笠郷地区/笠郷地区盆おどり/8月16日(木)午後7時30分~/笠郷小学校グラウンド/雨天 笠郷小学校体育館
●小畑地区/小畑地区飯田夏まつり/8月4日(土)午後4時~/飯田八幡神社/雨天決行
●小畑地区/小畑地区大坪夏まつり/8月11日(土)午後3時~/大坪集会所/雨天決行
●小畑地区/小畑地区蛇持夏まつり/8月11日(土)午後5時~/蛇持福祉会館広場/雨天決行
●小畑地区/小畑地区江月納涼まつり/8月12日(日)午後6時~/江月八幡神社/19日に延期
●多芸東部地区/多芸東部地区夏まつり/8月4日(土)午後4時~/多芸公民館/雨天決行
●多芸西部地区/多芸西部地区夏まつり/8月12日(日)午後5時~福祉センター/少雨決行(雨天19日に延期)
●日吉地区/日吉地区ふれあい夏まつり/8月4日(土)午後7時~/日吉小学校グラウンド/5日に延期
●室原地区/室原地区ふるさと夏まつり/8月11日(土)午後6時~/室原ふれあい広場/12日に延期
迷路大会のお知らせ。
2012.07.27
今年も、養老町中央公民館の北側、養老町石畑の田んぼの一角にヒマワリの迷路が作られていて、明日7月28日(土)には、午前7時30分から午前9時まで、「迷路大会」が開催されます。
これは、遊休地に花などを植えて農用地の荒廃を防ぐための取り組みで、ヒマワリの迷路は今回で4回目を迎えるそうです。
参加者に制限はなく、全員に綿菓子が振る舞われるそうなので、ぜひ挑戦してみてください。
なお、このヒマワリの迷路の情報は、「タギゾウくんの養老ナビ」にも登録してあります。
分類はイベントになります。
場所がよく分からない方は、こちらをご活用ください。
郷土料理のレシピ保存。
2012.07.25
今年度、養老町教育委員会では、姿を消しつつある郷土料理の記録作成に取り組んでいます。
対象にしている郷土料理は全部で5品で、今日はそのうち「肉めし」という、馬肉とゴボウ、ニンジンを甘辛く煮て、ごはんに混ぜる料理の記録作成を行いました。
この料理は、主に祝い事などがあったときに振る舞われたごちそうで、青年団の集まりや、家を新築するときによく食べられたそうです。
たくさん作って、大人数で食べるのが、おいしく食べるポイントみたいですね。
私は肉めしを食べるのはこれが初めてでしたが、あっさりした馬肉が夏バテ気味の体にちょうどよく、とてもおいしくいただくことができました。
西美濃生涯学習連携講座「文楽を楽しもう」を開催しました。
2012.07.23
昨日の日曜日、「文楽を楽しもう」と題して、西美濃生涯学習連携講座の第3回を開催し、約140名の方々にご参加をいただきました。
ちなみに、西美濃生涯学習連携講座というのは、養老町を含む西濃地域11市町が協力して開催している講座のことです。
当日は、講師を室原文楽保存会の方々にお願いし、人形の操作体験や文楽鑑賞に加え、さらに室原文楽を題材にした「タギゾウくんの絵本」も朗読させていただいたのですが、いかがだったでしょうか。
養老町ではお馴染みになってきている室原文楽ですが、西濃地域ではまだまだ初めてという方も多く、町外の方に室原文楽を知ってもらうという点では、よい機会になったような気がします。
私も、文楽鑑賞では、今回だけ特別に、黒子の衣装を着て真柴久吉役を務めさせていただきましたが、人形の高さを保つのが精一杯で、人形の感情を表現する余裕はありませんでした。
ちょっと悔やまれますが、私にとっても貴重な機会になりました。
タギゾウくんマグカップ。
2012.07.17
先週末、「タギゾウくんのクイズラリー」の特別賞として、先着100名様にお渡しするタギゾウくんマグカップが養老町教育委員会に届きました。
これで、準備は万端です。
ちなみに、マグカップのカフェ・エレファントというのは、3Dアニメーションのテントくん(象鼻山20号墳イメージキャラクター)のお話しに出てくるお店のことです。
よく分からない方は、ぜひそちらもご覧になってみてください。
タギゾウくんのクイズラリー。
2012.07.13
養老町教育委員会では、養老町の文化遺産をもっとよく知ってもらうために、「タギゾウくんのクイズラリー」というイベントを開催いたします。
このイベントは、夏休み限定(7/21~8/31)の企画で、期間中に文化遺産のあるクイズポイントを訪れ、クイズの正解を5点分集めると、タギゾウくん特別賞がもらえるというものです。
参加者に制限は設けませんので、ぜひご参加ください。
ただ、特別賞引き替えのスタートは、7月23日(月)からで、先着100名様限定になります。
クイズポイントは、養老町内に全部で14カ所設置してあります。
得点数や距離などを考慮して、選択してみて下さい。
一つ例をあげるなら、
前田の碑(2点)+養老町宇田の道標(2点)+押越八幡神社(1点)で5点獲得
といったかんじですかね。
詳細については、電子書庫のパンフレットのコーナーにチラシ(PDF)を記載してありますので、こちらをご覧ください。
また、クイズラリーは「タギゾウくんの養老ナビ」を使って参加すると、ルート案内やヒントといった優遇措置が受けられます。
こちらも、ぜひご活用ください。
ひょうたん細工。
2012.07.12
先週の日曜日、養老町総合体育館で「養老町親と子のふれあい広場」が開催され、60組の親子がひょうたん細工に挑戦しました。
ひょうたんは、孝子伝説に登場することもあって、養老町でもなじみ深いものなのですが、細く狭いひょうたんの口から種を取り出す作業は意外にむずかしく、苦労している親子がたくさんいました。
実際にひょうたんを加工するような機会はまずなく、コツもいるので、しょうがないですよね。
しかし、最後はどの組も、しっかりと種を取り出し、思い思いの絵を描いて、カラフルなひょうたん細工を完成させていきました。
私は今回、自分の作品を作ることができなかったので、また機会をみて挑戦したいと思います。
下のメモは、そんな私の覚書きです。
ひょうたんの入手など、準備にいくつかのハードルがありますが、みなさんもチャンスがあれば挑戦してみてください。
【材料】
ひょうたん・紐(房)・ふた・サンドペーパー・細い棒・絵の具
※ひょうたんは事前準備が必要。実ったひょうたんのヘタ部分に穴を通し、半月ほど水に浸す。ふやかしたひょうたんは、内部のわたが腐ってなくなり、外面の皮はめくれるようになるので、皮を剥がす。その後、自然乾燥させておく。
【作り方】
① 細い棒でひょうたん内部の種をかき出す
② 細かめのサンドペーパーで外面を磨く
③ ひょうたんの表面に自由に絵をかく
④ 乾かす
⑤ 紐を結ぶ
これで完成です!
「火打石ワークショップ」参加者募集の終了について。
2012.07.10
平成24年8月26日(日)に実施する「火打石ワークショップ」の申込が定員に達しましたので、参加者の募集を終了させていただきました。
たくさんの申し込み、本当にありがとうございます。
当日は、現地集合・現地解散で、警報等がなければ、雨天でも決行いたします。
会場となる、ふれあいセンター養老の場所がよく分からない方は、養老町教育委員会生涯学習課0584-32-1100までお問い合わせ下さい。
では、当日、会場でお待ちしています。
事故等に気をつけてお越しください。
火打石ワークショップの開催。
2012.07.02
養老町教育委員会では、今年度もNPO法人ニワ里ねっとさんにお願いして、養老町歴史ワークショップ「養老石で火をおこそう」を開催します。
昨年度は、寒い12月の開催でしたが、今年度は、夏休みの課題などにもぎりぎり間に合う、平成24年8月26日(日)の9時30分からの開催です。
会場は、養老町石畑のふれあいセンター養老で、11時半には終了する予定です。
参加は無料。
現地集合、現地解散。
定員は20組50名までになります。
事前に、電話で養老町教育委員会生涯学習課0584-32-1100まで申し込みください。
駐車場も用意しています。
江戸時代、火打石の2大ブランドの1つだった養老産のチャート。
私も去年はじめて、火おこし体験に挑戦したのですが、けっこう簡単に火がつくことに、逆に驚きました。
「こんなに簡単なら、非常用持ち出し袋に入れておけばよい。」なんていう方もいらっしゃいましたね。
当日は、実際に江戸時代に使用された火打石を見ることができたり、火おこしに必要な火打石と火打金を、そのままご自宅に持ち帰って頂けるなど、特典も盛りだくさんです。
参加者に制限は設けませんので、ぜひ親子などでご参加ください。
黒いお薬。
2012.06.27
2日前、職場で青梅をいただいたので、梅肉エキスを作りました。
梅肉エキスというのは、梅の果肉をすりおろし、しぼった汁を、じっくり煮詰めて作るペースト状の食品です。
わが家では、青梅が収穫できるこの時期に作りおきし、主にお腹を壊したときの常備薬として使用していて、なぜか「黒いお薬」と呼んでいます。
下痢以外にも、二日酔いや食欲減退、車酔いなどに効果があるみたいですね。
少し根気は必要ですが、作り方は難しくないので、胃腸が弱りやすいこれからの季節には特にオススメです。
ぜひ、作ってみてください。
ただ、使用する梅の量に対し、出来上がりの量がかなり少ないので、がっかりしないでくださいね。
【 材料・用意するもの 】
青梅(若くて青く固いもの)、おろし器(陶器製かセラミック製)、木綿の布、鍋(土鍋かホーロー製)、木じゃくし、保存用の容器(殺菌したもの)
※金属製の物は使わない
【作り方】
① 青梅を、一粒ずつ、丁寧に濡れ布巾で拭く。
② おろし器で、青梅の果肉を皮付きのまま、すりおろす。
③ 木綿の布で、すりおろした果肉をしぼり、汁を鍋に入れる。
④ 鍋を火にかける。最初は弱めの中火にし、全体が温まってきたら弱火にする
⑤ こげないように、木じゃくしで混ぜながら、弱火でじっくり煮詰める。
⑥ 表面につやがでて、黒くトロリとしてきたら火を止める。
⑦ あら熱がとれたら、保存容器に入れる。常温で長期間保存できる。
高田町誌。
2012.06.26
今日、養老町高田の聞き取り調査の中で、「高田町誌」という冊子があることを教えていただきました。
なんと、養老郡史よりもさらに2年古い大正12年(1923)の発行です。
さらに、高田町誌の隣に写っている「高田人物誌」という冊子の発行は、大正11年(1922)でした。
こんな資料があったんですね。
まったく、知りませんでした・・
その内容については、まだ概観しただけですが、水害や大火の記録が、堤防の切れた位置や火元を含め、詳細に記載されているほか、娯楽などについても触れられていて、これまであまりよく分かっていなかった事実を明らかにできる貴重な資料になりそうです。
なんとか、この情報を多くの方々が共有できるようにしたいところですね。