養老町の歴史文化資源の発見・普及を目指して設立した当ホームページは、「私たちが暮らす養老町への関心を喚起すること」を目的に運営しています。

養老町の歴史文化資源

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象鼻山眺望回復の進捗状況。

2013.01.23

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先週から続けている象鼻山の眺望回復作業ですが、ようやく終わりが見えてきました。

ご助力いただいている皆さま、本当にありがとうございます。

 

象鼻山1号墳からの眺望も、ずいぶん良くなりました。

 

作業完了後には、その写真を掲載する予定ですが、自身の目で見るほうがオススメです。

きっと素晴らしい時間になると思いますので、ぜひ一度、新しい象鼻山からの眺望を見に来てください。

 

keikankaihuku2_120123.JPG

象鼻山の樹木に名前プレートを設置しました。

2013.01.18

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今日、象鼻山に自生している樹木に、名前プレートを設置しました。

登山道のものが中心です。

 

象鼻山に様々な種類の木があることを再発見していただけると思いますので、象鼻山に登る際には、ぜひこちらもお楽しみください。

象鼻山の眺望回復。

2013.01.16

zoubi1choubou120110.JPG

 

養老町教育委員会では、今日から、象鼻山1号墳の東側を中心に立木の伐採と搬出をはじめました。

象鼻山の眺望回復が主な目的です。

 

東側の濃尾平野を意識して築造されたと考えられている1号墳。

しかし、これまでは1号墳の東側にはスギやヒノキが並び、なかなか当時の人々が見たであろう眺めをイメージするのは難しい状況でした。

 

伐採後、どんな景観に変わるのか。

今からとても楽しみです。

平成25年成人式。

2013.01.15

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一昨日の1月13日(日)、養老町民会館で「平成25年成人式」が開催されました。

天気にも恵まれましたね。

 

今年の対象者は、平成4年4月2日から平成5年4月1日に生まれた390名(男性204名・女性186名)です。

昨年より30名ほど増加しました。

 

式典では、新成人代表の2名が、成人としての抱負や家族への感謝、社会の一員として生きる覚悟を力強く宣誓してくれました。

当たり前のことかもしれませんが、定刻よりも早く、参加者全員が席に着き、時間通りにはじめられた式典の中での宣誓だったので、とても頼もしく感じました。

 

この世代が、社会で活躍するのが、今から楽しみです。

 

ちなみに、下の写真は、昭和44年(1969)1月15日に開催された成人式を取り上げた広報を撮影したもの。

このときの会場は養老女子商業高等学校で、703名(男性343名・女性360名)が成人の仲間入りをしたそうです。

 

当時の新成人の人数が、今の会場ではとても入りきらないことに、少し驚きました。

 

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象鼻山の樹木名プレート。

2013.01.11

jushumei.JPG

 

養老町教育委員会では、現在、象鼻山に自生する樹木に、名前プレートを設置する準備を進めています。

 

設置する樹木は全部で30本で、登山道を中心に、クスノキや、ケヤキといったよく知られたもののほか、シナアブラギリやウワミズザクラといったちょっと珍しいものにも設置します。

 

今月中には、完了する予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちください。

北野の地蔵堂。

2012.12.21

kitanojizou.JPG

 

養老町の北野には、地元で「守り地蔵」と呼ばれているお地蔵さまがいます。

 

個人ではなく、区で管理されてきたお地蔵さまで、北野の人々をさまざまな災いから守ってくれると伝わっていることから、このように呼ばれているそうです。

ただ、建立の経緯について、詳しくは分かりませんでした。

 

しかし、お地蔵さまの土台には、「明治31年戌10月」と記されており、まだ建立されて110年くらいしか経っていないので、ひょっとしたら何かご存知の方もいるかもしれませんよね。

 

毎年8月の第4日曜日には、地蔵盆を行っているそうなので、また、お話を伺いに行こうと思います。

養老ライオンズクラブの結成式。

2012.12.20

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昨日、養老ライオンズクラブ5周年を祝う記念誌を見せていただくことができました。

ありがとうございます。

 

記念誌には、歴代役員の名簿や、活動記録などが掲載されていて、養老ラインズクラブの最初の5年間がどんなものであったかが、よくわかりました。

 

そんな中、特に目を引かれたのが、結成式の集合写真。

チャーターナイトの約10ヶ月前である、昭和38年(1963)7月28日に撮影されたものですが、会場が養老公園の掬水だったそうです。

 

数えてみたところ、結成当初のメンバーが21名なのに対し、写真には99名もの方が写っているので、きっと賑やかな結成式だったんでしょうね。

宝暦治水の第2元小屋。

2012.12.19

dai2motogoya.jpg

 

現在の養老町立池辺小学校の北約1kmのところに、旧池辺小学校跡の石碑が建っています。

 

ここは、明治31年(1898)から昭和58年(1983)までの86年間、小学校として、池辺の教育を支えてきた場所であるのですが・・

つい最近、山田貞策著『宝暦治水薩摩義士事蹟概要』の記述から、ここに宝暦治水における薩摩藩士たちの第2元小屋があったことを知りました。

 

詳しいことは分かりませんが、どうやら大巻薩摩工事役館跡と呼ばれている第1元小屋に大牧豪農鬼頭兵内の住家が充てられたのに対し、第2元小屋には根古地新田の豪農中島九郎右衛門の住家が充てられたようです。

ただ、これだと第1元小屋と第2元小屋は、お互い500mも離れていなかったことになり、その理由が気になりますよね。

 

郡境ですかね・・

養老音頭と瓢箪ブギ。

2012.12.14

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先日、「養老音頭」と「瓢箪ブギ」の製作記録を見る機会に恵まれました。

 

この2曲の民謡は、昭和29年(1954)に、養老町制施行を記念し、養老町の発展を促す第一歩として作成されました。

その主体となったのは、養老観光協会で、作詞は高橋掬太郎さん、作曲は養老郡上石津町出身の江口夜詩さんです。

 

資料には、高橋掬太郎さん自筆の歌詞や、江口夜詩さんの手紙をはじめ、製作に関わる記録が詳細にまとめられていて、これらの民謡ができあがるまでの過程がとてもよく分かりました。

 

ただ、そんな中で、少し疑問に思ったのは、養老音頭の歌詞が、当初は、現在の5番までではなく、12番まで用意されていたことと、瓢箪ブギの曲名が、当初は「瓢箪マンボー」で計画されていたこと。

 

養老音頭の歌詞には、採用されなかったのが不思議なくらい素晴らしいものがありましたし、瓢箪ブギも発売の2ヶ月前までは、瓢箪マンボーだったみたいです。

何か経緯があるんでしょうね・・

 

そんな「養老音頭」と「瓢箪ブギ」ですが、今でもカセットテープを500円で販売しています。

興味のある方は、ぜひ養老町教育委員会の窓口にお越しください。

 

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妙見堂の釈迦牟尼仏像。

2012.12.13

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先週の土曜日、今年最後となる御開帳に合わせて、養老公園内の妙見堂にお邪魔してきました。

 

当日は、みぞれ交じりの雨が降るあいにくの天気でしたが、このために法話の会場が妙見堂から日蓮宗養老教会に移動になり、ご本尊である「釈迦牟尼仏像(しゃかむにぶつぞう)」をゆっくりとお参りする時間に恵まれました。

 

この仏像は、岐阜県の重要文化財で、江戸時代の日蓮宗の高僧中正院日護(1580~1649)の作品といわれています。

元々は京都にありましたが、神戸を経た後に、妙見堂に安置されるようになったみたいですね。

 

そんな釈迦牟尼仏像の特徴は、とても大きいことと、一つの木から三体造られた仏像のうちの一体であること。

見上げるほどの大きさなので、きっと大きな木から造られたんだと思います。

 

ちなみに、他の二体のうちの一体は今も山梨県の日蓮宗総本山にあり、もう一体は大阪府の一心寺というお寺にありましたが戦火で消失してしまったそうです。

また、妙見堂のご本尊は、根本でも先端でもなく、木の真ん中のところが使われたみたいですね。

 

そんな仏様に、次にお参りできる機会は、来年3月8日(金)の午前10時30分から。

梅も咲いていると思いますので、ぜひこの機会に養老公園を訪れてみてください。

 

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宝暦治水薩摩義士事蹟概要。

2012.12.11

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養老町図書館の郷土資料のコーナーに、新たに、『宝暦治水薩摩義士事蹟概要』という本が仲間入りしました。

 

この本は、養老町大巻に生まれた山田貞策が、昭和7年(1932)に著作刊行したもので、宝暦治水をはじめ、輪中の由来や災害、薩摩義士の顕彰活動など、養老町をはじめとする輪中地帯を考える上で、とても参考になる内容が記されています。

 

また、そうした様々な内容を表現する文章の中には、薩摩義士顕彰会の設立をはじめ、多大な社会貢献を行ってきた山田貞策という人物を知る手掛かりも含まれているように思いました。

 

貸し出しはできず、館内だけの閲覧になりますが、養老町図書館にお立ち寄りの際には、ぜひ一度、手に取ってみて下さい。

多藝の滝(たぎのたき)。

2012.12.10

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先日、大正8年(1919)5月1日に養老鉄道全線開通を記念して発行された「伊勢新報」という新聞を見せていただくことができました。

ありがとうございます。

 

孝子物語や、当時の養老公園の土産物のことなど、養老公園に関わる様々な内容が掲載されていて、大変参考になりました。

 

しかし、そんな中でも、個人的に最も印象に残ったのが、「公園の南 直江谷に多藝の滝あり」の記事。

他の資料でも、「直江の滝」の本来の名称が「多藝の滝」であったかもしれないということは分かってきていたのですが、やはりその可能性が高いみたいですね。

 

そして、その続きにあった「俗に養老の滝を雄滝、秣の滝(まぐさのたき)を雌滝、多藝の滝を子滝と称する」という記事も印象的でした。

初めて知る内容でしたが、それぞれの滝の様子を思い返してみると、たしかにそんな感じですよね。

郷土料理のレシピ保存4・5。

2012.12.04

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今日は、姿を消しつつある郷土料理の記録作成第4弾及び第5弾として、「鮒味噌(ふなみそ)」という鮒を赤味噌で骨が柔らかくなるまで煮込む料理と、「八杯汁(はちはいじる)」という、すまし汁に8つに切った豆腐を加える料理を作りました。

 

鮒味噌の完成は明日になりますが、これで予定していた郷土料理の記録作成を、ほぼ終了することができました。

ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございます。

 

次は、これらをコンテンツにまとめる作業になりますが、レシピだけでなく、食事の場面や、その変遷についても、触れていければと考えています。

 

コンテンツの公開までは、まだ少し時間がかかりそうですが、どれも美味しく食べていただけるものばかりなので、きっと気に入っていただけると思います。

ぜひ楽しみにお待ち下さい。

大菩提寺(大悲閣)の開山毎歳忌。

2012.12.03

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11月23日(金)に、養老町養老の大菩提寺(大悲閣)で、開山毎歳忌(かいさんまいさいき)がお勤めされ、私もお参りさせていただくことができました。

 

ちなみに、開山毎歳忌とは、大菩提寺を開山した、松岡喝山窟老師(まつおかかっさんくつろうし)を弔うための法要です。

松岡老師が亡くなられたのは、昭和9年(1934)2月のことですが、現在の本尊である「如意輪観世音菩薩」が、10万人以上の女性の髪を織り込んだ貴重なものであることから、管理にも気を遣い、毎年この時期にお勤めをされているみたいですね。

 

翌週には、改めてご住職からお話しを聞くこともでき、松岡老師のことや、「大菩提寺」と称される前の「大悲閣」という名称が、一般的に観音堂(観世音菩薩像を安置した仏堂)のことを示すことなど、大菩提寺に伝わる様々な歴史を教えていただきました。

 

ありがとうございます。

 

他に累を見ない貴重な織物の本尊は、年に一度、11月23日のみの御開帳になりますが、境内の紅葉は、まだしばらく楽しめそうです。

養老公園に来られた際は、ぜひ大菩提寺にも立ち寄ってみてください。

養老公園入口の道標(訂正)。

2012.11.30

yoroparkentrance.jpg

 

三日前に紹介した、上の写真ですが、白石の道標付近を撮影したものではなく、千歳楼の入口あたりを撮影したものである可能性が高いことが分かってきました。

申し訳ありません。

 

結論が出ているわけではないのですが、以前は豆馬亭と千歳楼の間にも道標があったというお話と、現在白石に残っている道標と、写真の道標の雰囲気が少し違うことが、間違いであると考えるようになったきっかけです。

また、写真のタイトルが「養老公園入口」となっていたことも、千歳楼の入口あたりを撮影したものであれば理解しやすくなりますよね・・

 

いずれにせよ、もう少し情報収集を続け、また新しい事実が分かればご報告させていただきます。

行方が分からなくなっている、豆馬亭と千歳楼の間にあった道標を見つけることができれば、話は早そうなんですけどね・・

神楽獅子山の倉の瓦。

2012.11.20

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今年度に進めていた、高田祭の神楽獅子山山倉の修理が、無事に完了しました。

 

基礎の腐敗や、外壁の損傷など、これまで曳山の保存に不安があった部分もキレイになり、これで一安心ですね。

修理を支えた皆様、本当にお疲れ様でした。

 

また、修理の過程では、以前の倉に使用されていた瓦に、天保15年(1844)の銘があることや、それらが上石津町の牧田萩原村で製作されたものであることも新たに分かりました。

 

詳しい検討はこれからですが、神楽獅子山を保有する下河原町が、新たに岐阜市の長良北町に曳山を買い求めた年代が天保元年(1830)なので、このときの曳山を保管する倉のために、用意された瓦なのかもしれませんね。

 

ただ、14年ほど間が空いていることが、少し気になります。 

そもそも、いつ頃から、曳山を倉で管理するようになったんでしょうね・・

 

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「養老の日」制定記念乗車券。

2012.11.19

 tagizoukippu1300.JPG

 

先週の土曜日から、当ホームページのキャラクターであるタギゾウくんなどをあしらった「養老の日」制定記念乗車券が発売されています。

 

これは、養老鉄道株式会社が、養老改元1300年祭に伴い、11月17日が「養老の日」に制定されたことを記念して作成したもので、岐阜県産の杉を使った、ひょうたん形の乗車券になっています。

発売期間は、平成25年5月31日(金)までで、取扱期間は、平成25年6月1日(土)まで

 

養老の紅葉も、今月中は楽しめると思いますので、ぜひ、この記念乗車券を使って、養老公園にお出かけください。

広幡ふるさとオリエンテーリング。

2012.11.15

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11月7日(水)に、広幡小学校で、広幡ふるさとオリエンテーリングが行われました。

 

これは、7年ほど前から続いているもので、全校児童が1~6年生の混成グループに分かれて、校区の歴史や産業にゆかりのある場所を訪ねて歩く行事です。

 

今思えば、9月に6年生対象に行われた史跡探検は、ここで下級生を案内するための事前学習だったんですね。

当日、6年生たちは、しっかりと準備してきていて、クイズなどを交え、下級生に分かりやすく説明をしていました。

 

しかし、こうして子ども達の学習過程を見せていただいていると、改めて、自分が他人に説明する立場になることを踏まえて学習に参加することが、子ども達の意欲を高めるのに効果があることが分かります。

 

オリエンテーリングで6年生が見せてくれた表情は、9月の時よりも、少し頼もしく見えました。

文化遺産ウォーキングを開催しました。

2012.11.12

walking121111.JPG

 

昨日、無事に文化遺産ウォーキングを開催することができました。

不安定な天気だったにもかかわらず、多数のご参加ありがとうございます。

 

当日は、一般的なウォーキングでは、あまり立ち寄らないようなところを中心にご案内させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

身近なところにも、訪れる価値のある場所が、たくさんあることが、伝わっていればうれしいです。

 

今後も、こうした機会を設けていきたいと考えていますので、ぜひ、この次もよろしくお願いします。

明後日の文化遺産ウォーキングの雨天対応。

2012.11.09

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明後日の日曜日に開催を予定している養老町文化遺産ウォーキングですが、雨天による延期の可能性が出てきました。

 

その判断は当日になりますが、延期を決断したときには、参加者には、なるべく早く、電話で連絡いたしますので、ご注意ください。

なお、延期の場合、養老町文化遺産ウォーキングは、11月24日(土)の8時から開催いたします。

 

なんとか、晴れてくれないですかね・・

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