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水辺の生き物。
2019.06.06
先日、岐阜県立森林文化アカデミーの養老研修に同行させていただきました。
養老町は山地と低地の両方をあわせもつ特徴的な地形のため、珍しい生き物や植物が多いそうです。
上の写真の撮影場所は、津屋川の中。
写真奥に群生する背の高い植物がヨシ(アシ)で、手前の低いものがマコモだそうです。
ヨシは葦簾(よしず)などに使われるイネ科の多年草で、河川や湖沼の水際に高く群生するそうです。
また、マコモもイネ科の多年草で水辺に群生する植物。食用のマコモダケが有名ですよね。
津屋川の水量が少ない場所は、まるで沼地のように湿地化しているため、イネ科の水性植物が多く繁茂しているようです。
そういえば、昨年の森林文化アカデミーの研修の際に、池辺のドリームパーク前の田んぼでジュウサンホシテントウというテントウ虫を見つけています(写真下 動き回るので、あまり良い写真が撮れていません)。
ジュウサンホシテントウは主にヨシに寄生する虫を食べるため、森林文化アカデミーがある関市や美濃市の田んぼには生息していない虫だそうです。
池辺のドリームパーク周辺は昔、下池という大きな池があった場所。上の写真のようにヨシやマコモが群生した風景が広がっていたのでしょうか。一匹のテントウムシが、このあたりがかつて湿地だった歴史を感じさせてくれました。
冊子販売終了のお知らせ。
2019.06.04
昨年度作成した冊子「養老町の輩出しためざましい先人の活躍のあとを尋ねて」は、大変好評につき完売いたしました。
たくさんの方に読んでいただけたこと、大変うれしく思います。
冊子をお手にとることができなかった皆様には、心よりお詫び申し上げます。
なお、引き続き当ホームページの電子書庫にてデジタルデータを公開していますので、是非ご利用ください。
火打石ワークショップを開催します。
2019.06.03
養老町教育委員会では、今年もNPO法人ニワ里ねっとさんの協力の下、火打石ワークショップを開催します。
現代ではあまりなじみがないと思いますが、江戸時代には生活必需品だった「火打石」。
養老はその一大産地で、ブランド品のごとくとても人気があったそうです。
千歳楼を築いた岡本喜十郎が、晩年火打石の採掘販売を行っていたという記録もあります。
毎度お馴染みとなった火打石ワークショップですが、今年は一味違います。
会場を養老公園とし、公園内にある「火打谷」にて落ちている養老産チャートを探し、実際にさわって、観察しようと思います。
会場変更の関係で募集人数が少し減ったので、お早めにお申し込みください。
日時:令和元年7月14日(日) 午前9時30分~午前11時30分頃まで
会場:養老公園内「孝子館」集合 → 「火打谷」実物観察
→ 「養老キャンプセンター」火起こし体験 ※移動は徒歩です。
講師:名古屋市教育委員会 水野裕之先生
協力:NPO法人ニワ里ねっと、養老公園事務所
その他:参加費無料。募集定員10組30名まで。事前申し込みが必要、先着順(養老町教育委員会生涯学習課0584-32-5086)。
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