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養老町の位置。
2011.03.23
養老町教育委員会では、当ホームページのリニューアルの準備を進めています。
コンテンツも徐々に増やしていく予定です。
上の写真は、そのうちの一つで、養老町の位置を示すものです。
先日、ある大学で、このホームページについてのレポート提出があり、その内容に「養老町が日本のどこにあるのかわからない」という意見があったのがきっかけです。
耳が痛いですね・・
さて、先ほど申し上げたように、当ホームページはリニューアル予定で、その準備のため、しばらく最新ニュースの更新を休みます。
ぜひ、新しくなる「養老町歴史文化資源」をご覧ください。
沈丁花(じんちょうげ)の花
2011.03.22
わが家では、春の彼岸を迎えると庭先が良い香りに包まれます。
沈丁花の花が咲くためです。
私は毎年この香りを楽しみにしていて、春の訪れを実感します。
いつもこのぐらいの時期に、咲きますよね・・
わが家の、春を待ちわびる花の代表格は、1月は水仙、2月は梅、3月は沈丁花です。
どれも凛とした香りを漂わせていますよね。
養老町の標高。
2011.03.18
養老町は養老断層の影響で、険しい山地と低地の両極端な地形に二分されています。
上の写真は、その養老町の標高データを、1m単位で色分けしたものです。
今から約6,400年前、縄文海進最盛期とよばれる時期の養老町を考えるために作成しました。
付近で知られている、海成層の上限高度は標高約1.5mですが、これは海の底の数値。
実際は、もっと内陸部まで海が入り込んでいたようです。
今はまだ難しいですが、当時の遺跡分布などの情報を加えて考えていきたいですね・・
小畑の千人塚
2011.03.17
養老町飯田に架かる小畑橋から堤防に沿って、東に500mほど進んだ辺りに、千人塚と呼ばれているところがあります。
今は綺麗に整備されていますが、昔は鬱蒼とした場所だったそうです。また、人魂を目撃したり、枝を折ると祟りに遭うといった噂もあったため、あまり人も近寄らなかったみたいです。
地元には、ここに合戦の落人が埋葬されているという言い伝えも残っており、後に地蔵を祀って供養するようになりました。
更に、千人塚に住む守神である白蛇を祀る社も造られ、それ以降は、不思議な現象を耳にすることも無くなったそうです。
現在は、春と秋に慰霊祭が行われています。
高田祭りのデジタルコンテンツ。
2011.03.16
3月も半ばを過ぎ、春祭りの時期が近づいてきました。
養老町でも5月の第3週に高田祭が予定されています。
昨年は、調査や記録作成のため、高田祭に関係する方々に、様々なご協力をお願いしましたが・・・
この4月には、ようやくその成果を公開できそうです。
こちらもぜひ楽しみにお待ち下さい。
祖父江の水神さん。
2011.03.15
3月13日(日)、養老町祖父江の八幡神社で春の祈年祭が開催され、これにあわせて、水神社の例大祭も開催されました。
この水神社は、天明4年(1784)に祖父江村の悪水排除を目的とした工事の完成と、五穀豊穣村内安全を祈願して、祖父江の東、大神宮の隣に祀られたものであり、工事の内容は、前田圦樋から杭瀬川を伏越し、上笠村、大外羽村、西村、横曽根村を通じ鵜之森に落水するものであったようです。
現在の八幡神社境内に合祀されたのは、平成7年4月、杭瀬川川幅拡幅堤塘増築工事のためでした。このときに多度神社、神明神社も合祀されたようです。
幾度となく水害にみまわれていた地元の人達にとって、この水神社は大切な守り神、例大祭はとても厳かに進められていました。
子ども会フェスティバルが開催されました。
2011.03.14
3月13日(日)、養老町子ども会育成協議会などが主催する「子ども会フェスティバル」が開催されました。
スローガンは「みんな集まれ養老っ子 語り継ごうふるさとの心」で、毎年この時期に行われています。目的はふるさとや先人に対する理解を深めることと、子ども会活動の発展です。
開会式の後、10の子ども会が1年間の活動発表を行いました。
地元の方々と一緒に、花壇の整備と道路の清掃活動を行ったことや、老人クラブと一緒にペタンクを楽しんだことなど、地域に根ざした活動が発表されました。
続いて行われたアトラクションでは、広幡地区に伝わる昔ばなしと、小畑、多芸東部・西部地区のキッズエアロビが披露されました。
今回の発表を聞き、子ども達は地域との関わりの中で育つことを改めて実感しました。子ども会活動を通じて、地域の絆を大切にする子ども達が増えてほしいと思います。
タギゾウくんの養老クイズ
2011.03.11
養老町教育委員会では、今年度、養老町の歴史や文化にもっと興味をもってもらうため、新たなデジタルコンテンツを制作してきました。
写真は、そのうちの一つで、養老町の様々な情報をクイズ形式で知っていただくためのものです。
4月には公開する予定ですので、ぜひ一度挑戦してみてください。
親切な道しるべ
2011.03.10
揖斐川沿いの養老町根古地は、江戸時代には大垣や桑名、名古屋を結ぶ水運の中継地点として栄えました。また、根古地には京都までを結ぶ津島街道という陸路も通っていました。
しかし、根古地は土地が低く、街道が水没することがあったため、道標に丁寧な案内文が添えられています。
案内文では、街道が水没した時は遠回りになっても、揖斐川の堤防を通ること。そして、迷いやすい村道に入った時は、村人に尋ねることがすすめられています。
この道標を建てたのは、羽島市竹鼻の商人であった永田佐吉(さきち)といわれています。佐吉はとても親切な人柄であったようで、88に上る道標や石橋を自費で建てたそうです。
この道標は昭和60年5月6日、「根古地京道道標」として養老町の有形民俗文化財に指定されました。
竜泉寺廃寺跡に残る参道。
2011.03.09
養老町教育委員会では、今年度も竜泉寺廃寺跡という中世山岳寺院跡の測量・分布調査を続けてきました。
その結果、この遺跡が当時の姿をそのままとどめていることが明確になってきています。
また、当初考えていたよりも、ずっと広大な範囲まで当時のままであることも明らかになってきました。
上の写真は、そんな様子がわかる1枚で、寺院中心部に向かう道です。
ただ、この道に先が見えないように、測量調査の完了もまた、もう少し先のことになりそうです。
春の祈年祭と、秋葉神社例祭。
2011.03.08
3月6日(日)、養老町西岩道の八幡神社で、春の祈年祭と秋葉神社例祭が開催されました。
この秋葉神社は火防(ひぶ)せの神様として、八幡神社境内の一角に祀られています。
八幡神社で行う春の祈年祭は、今年一年の五穀豊穣を祈るお祭りです。
どちらも、神前のお供え物を唐櫃(からひつ)という箱の中に入れて運びます。
今は境内の社務所で準備するお供も、以前は村の氏子総代さんのお宅から唐櫃で担いで運んでいたそうです。
この春の祈年祭に対し、秋の11月には収穫を感謝する新嘗祭を開催しています。
わが家では「正一位秋葉神社火防守護」のお札を台所にお祀りしていて、悪火から守ってもらっています。
公民館まつりが開催されました。
2011.03.07
3月に入り、養老町の各地区で公民館まつりが開催されています。
6日(日)に開催された高田地区では、子ども会活動や大正琴、詩吟などが発表されました。また、各種講座やサークルなどによる作品展示やバザーなどもあり、参加者を楽しませていました。
中でも、体育振興会主催の餅つき大会に参加した子どもが、お餅をつく姿は微笑ましかったです。
午後からは、日吉・室原地区の公民館まつりにもお邪魔し、室原文楽保存会の「艶容女舞衣・酒屋の段(あですがたおんなまいぎぬ・さかやのだん)」を観てきました。
文楽を観たのはこれが初めてでしたが、小さな人形が表情豊かに動く姿が印象的でした。
白鳥
2011.03.04
先日、養老町横屋周辺に白鳥がいるという情報を得て、撮影に向かいました。
越冬のため、本州に飛来する際、養老町にも姿を現すことは知っていましたが、実際に見たのは初めてでした。真っ白い姿を想像していましたが、すこし灰色がかっている個体もいました。
このホームページに白鳥を紹介するのは、以前からの念願でした。イノシシを撮った時以上にうれしかったです。
ありがとうの会
2011.03.03
上多度幼稚園では、地域のふれあい活動として、地元の方から園児に踊りや茶道、瓢箪作りなどを教えられます。今日はその方々を招いて、「ありがとうの会」が行われました。
園児達は、お礼のことばが詰まった色紙を渡し、お茶席で丁寧にもてなしました。お茶碗を運ぶ姿はたどたどしかったですが、その表情からは真剣さが伝わってきました。
最後に銭太鼓を使った踊りを披露しました。参加者は「とても上手で、びっくりした」と園児達の成長した姿に感心していました。
続いて行われたひな祭り会では、保護者も参加してお抹茶を飲みました。
どの子も「おいし~」といってきれいに飲み干していたのが意外でした。
小学校に入学しても、ふれあい活動のことを活かして頑張ってほしいですね。
象鼻山シンポのアンケート結果。
2011.03.02
先月の象鼻山シンポで行ったアンケート調査の結果がまとまりました。
おおむね好評だったようで、ほっとしています。
結果をみると、10~50代までが全体の4分の1程度とやや少ないといった課題も浮かび上がってきますが、参加者の約8割が岐阜県内で、そのうちの約半数を養老町が占めたことを喜んでいます。
象鼻山古墳群の歴史的意義を、まず地元に共有してもらうことが重要ですよね。
アンケートにご協力頂いた190名の皆さま、ありがとうございました。
ずきぼさん
2011.03.01
最近になって、日吉公民館のカウンターにつくしとふきのとうの鉢植えが飾られました。
地元の人の発案で公民館に来られた方に春の訪れを感じてもらうのが狙いだそうです。
幼い頃はこのつくしを「ずきぼ」とよんで、よく堤防で摘んで帰りましたが・・
食べた覚えはありません。
1週間くらい前に、うぐいすの声も聞きました。
もう春ですね。
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