Cultural Properties 文化財
皂莢経塚
- ■指定:養老町指定文化財
- ■種別:記念物
- ■種目:史跡
- ■時代:江戸
延宝元年(1673)から元禄時代の末にかけて下池の開発にあたった森半入(名古屋の人)は全力を尽し、今も中障子といわれる中堤を築くなどしましたがどうしても成功しないので、開発の成功を祈って、法華経を埋め、記念に5本のサイカチの木と柳、桜を2本づつ植えました。法華経を埋めたところに石碑が建っており碑の表面は風化していて、文字ははっきり読めませんが「奉納大乗妙典経」と書かれています。これほどまでにして半入は下池の開発にたくさん費用をかけましたが、ついに成功できませんでした。この皂莢経塚は、養老町釜段にあります。