Cultural Properties 文化財
十一面観音立像
- ■指定:養老町指定文化財
- ■種別:有形文化財
- ■種目:彫刻
- ■時代:室町
十一面観世音菩薩立像は、室原熊野神社の旧宮寺知善院の所有でしたが、明治初年の神仏分離令によって、移されたものです。立像の高さ80cm、幅30cm、頭光を有し木造で全身金色、頭上正面に慈悲三面、左に忿怒三面、右に自牙上出三面、後に暴悪大笑一面、頂上に仏一面を有します。時代は江戸初期のもの、作者不明、全体に均整がとれて優美で心がひかれます。かなりいたみがひどくなっています。