Cultural Properties 文化財
西町車山の木彫
- ■指定:岐阜県指定文化財
- ■種別:有形文化財
- ■種目:彫刻
- ■時代:江戸
西町車山には、近世彫刻界の巨匠、信州諏訪の住人、立川和四郎(三代富重)並びにその弟、立川専四郎(四代富種)及び高田住の彫師忠兵衛(通称彫忠)の優れた彫刻作品がはめ込まれています。
作品は、松鷲が2面、水遊諸鳥が16面、乱獅子が4面、花鳥が2面、換狹間が4面、獅子が1面、十二支が6面、蛙股龍が4面、以上39面は立川和四郎兄弟の作。龍4面は彫忠の作です。
和四郎・専四郎は立川流の正統をついだ優れた彫師です。彫刻はすべて、欅の一枚彫りで精巧かつ重厚なものです。
彫師早瀬忠兵衛は高田の人で近代の立派な彫師で多くの作品を残しています。