Cultural Properties 文化財
タラヨウ(多羅葉)
- ■指定:養老町指定文化財
- ■種別:記念物
- ■種目:天然記念物
- ■場所:直江 蓮光寺
タラヨウ〔モチノキ科〕は近畿以西、四国九州の暖い山地に生える常緑樹です。岐阜県では、やや珍しい樹木といえます。タラヨウは貝多羅葉の略で、本来、経文を書いた多羅樹の葉を意味するが、多羅葉の葉を日であぶると葉裏にインド文字の経文によく似た丸い模様の連続の連続があらわれるところから、この木をたらようと呼ぶようになりました。 蓮光寺本堂正面右寄りに樹高11m、目通り周1.9mのこの木があります。これは右近の橘に擬えて植えたものと伝えられています。