Cultural Properties 文化財
室原文楽
- ■指定:養老町指定文化財
- ■種別:民俗文化財
- ■種目:無形民俗文化財
- ■時代:江戸
文楽というのは、操人形浄瑠璃芝居のことで18世紀未に植村文楽軒が始めたといいます。(広辞苑)
室原文楽は文政(1818~1829)の頃、薩摩藩から来た茂平衞という人が養老町室原に住みつき、地域の人に伝授したことが始まりと言われています。
この文楽は、三味線に合わせて浄瑠璃を語り、さらに人形を操って人形芝居を演じます。農村であったこの地域は、農閑期に各地で開演していました。特に大正時代は盛んであったと言われています。主な芸題は「太功記十段目尼崎の場」、「朝顔日記」、「蓮如上人一代記嫁威の場」、「けいせい阿波の鳴戸」等です。