古教科書

• ■指定：養老町指定文化財
• ■種別：有形文化財
• ■種目：古文書
• ■時代：明治

江戸時代、日常生活に必要な読み書きを主として教えた寺小屋がありました。当時の教科書は手紙文や目常用語を集めた往来物、地理関係や商業関係のもの、教訓的な実語経や童子経、算法新書など木版印刷の外手書きのものも多く、習主の氏名も書かれています。
明治５年(1872)学制が発布され、同６年橋爪に日新義校が開かれました。その頃の教科書から、明治16年以降の文部省認可のもの、同19年からは文部省検定、同36年からの国定教科書に至るまでよく揃っています。