Cultural Properties 文化財
多芸山廻役申付書
- ■指定:養老町指定文化財
- ■種別:有形文化財
- ■種目:古文書
- ■時代:江戸
大垣藩では、行政の長官として政務を統轄していたのを城代といい、又、多芸山奉行という役人がいて多芸山の支配をし、土地の有力者を多芸山廻役に任命しました。この申付書は、文化11年(1814)2月11日、城代から石畑村の名主に対し、他所苗字帯刀を許し、多芸山(養老山)廻役を命じ、名主もこれまでどおり勤めよと申付けたものです。多芸山筋の松の木は軍事用・災害時の松明(たいまつ)として大垣藩では特に大切にして管理していました。