Cultural Properties 文化財
丸毛安職具足
- ■指定:養老町指定文化財
- ■種別:有形文化財
- ■種目:工芸品
- ■時代:桃山
丸毛三郎兵衛安職は、甲斐源氏の流れを汲む小笠原長清十一世の孫丸毛兵庫頭長照の子で、大塚城主として牧田合戦などに武勇を轟かせましたが、後、福束城に移りました。
関ヶ原合戦には、安職は石田方に組し、慶長5年8月17日、東軍の攻撃により敗退、加賀の国に逃れて入道道知と号しました。この具足は、丸毛家の家老で、戦後飯ノ木村に五百石を与えられた丸毛六兵衛兼由家に代々伝えられたもので、安職の具足と言われていますが、製作は江戸初期と思われます。