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養老町の歴史文化資源

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Cultural Properties 文化財

安養院石仏

  • ■指定:養老町指定文化財
  • ■種別:有形文化財
  • ■種目:建造物
  • ■時代:室町
大正年間竜泉寺の谷から多くの石仏が発掘され、安養院の境内に小宇を建てて108体を安置したと伝えられています。大威徳山龍泉寺の栄華を偲ぶ貴重な遺品ですが、これはその中の1体で、高さ32cm、幅17.5cm、砂岩に浮き彫りされた阿弥陀如来と思われる合掌像で、お顔の横に「道幸」と法名をいれ、台座に「大永4年(1524)12月3日」と彫られ、室町時代まで同寺が栄えていたことを証明しています。素朴な彫りですが、古人の深い信仰がにじみ出ています。

安養院石仏の画像

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