Archaeology 考古学
象鼻山3号墳(上円下方壇)
- ■場所:岐阜県養老郡養老町橋爪
- ■時代:弥生時代
象鼻山3号墳(上円下方壇)は、南北70mの方形壇の中心に、直径17mの円丘を配置した上円下方壇です。象鼻山山頂を平らに削り、南北を壕で区画しています。また、円丘は上半分が土、下半分が石で造られていました。どんな目的で造られたか解明されておらず、謎の多い遺跡です。象鼻山古墳群を造るとき、最初に造られたのがこの象鼻山3号墳(上円下方壇)ではなかったかと考えられています。
参考資料
- 養老町教育委員会 2010 『象鼻山古墳群発掘調査報告書ー第1~4次発掘調査の成果ー』養老町埋蔵文化財調査報告書第6集