Local Ancestors 郷土の先人
山口 俊郎(やまぐち としろう)
- ■出生地:養老町高田常磐町(ときわまち)
- ■時代:明治34年-昭和56年(1901-1981)
山口俊郎は三橋美智也や三船浩などのヒット曲を手掛けた人物です。養老町高田常磐町に生まれ、東洋音楽学校、松竹管弦楽団に進んだ後、キングレコードの専属作曲家となりました。昭和30年(1955)、三橋美智也の歌う「おんな船頭歌」が、名古屋から火がつき、全国的に大ヒットしたことで、山口俊郎もまた作曲家として、広くその名が知られるようになります。その後も「ソーラン節」など多くの民謡を編曲する一方で、日本古典音楽をヨーロッパ各地で紹介するなどしました。昭和56年、80歳で他界するまでに、1000曲以上の楽曲を手掛け、多くの歌手の個性を発掘し、輝かせた作曲家でした。
代表曲に、「おんな船頭歌」歌:三橋美智也、「男のブルース」歌:三船浩、「長良川旅情」歌:春日八郎などがあります。
記念碑など
- ■ 山口俊郎顕彰碑(養老町高田墓地) ■ 山口会館(養老町高田18番地の1)
参考資料
- ■ 『山口俊郎顕彰碑文』