鬼面山 谷五郎
きめんざん たにごろう
鬼面山谷五郎は養老町はもとより、岐阜県でも唯一の横綱です。明治になって初めての横綱で、第13代横綱にあたります。養老町鷲巣の出身で、身長は 186cm、体重140kgの巨漢でした。本名は田中新一であり、幼いころ母親が薯汁と米2升を炊いて外出すると、その間に全て食べてしまい、素知らぬ顔をしていたと伝えられています。石屋に奉公していたときに見出され、初め京都力士となり、25歳のとき、江戸の相撲武隅部屋に入門し修行しました。幕内成績は27場所143勝24敗16分8預63休であり、優勝相当成績7回という輝かしい成績を残しています。明治2年に横綱になったが、翌3年に引退。さらに引退後1年たたずに亡くなりました。享年46歳。温厚な人柄で、孝行心が厚かったと伝えられています。
[出生地]
養老町鷲巣(わしのす)
[時代]
文政9年-明治4年(1826-1871)
[記念碑など]
鬼面山谷五郎顕彰碑(養老公園)
鬼面山谷五郎生誕地(養老町鷲巣)
山口 俊郎
立川 勇次郎
田中 道麿
北尾 春圃(秋峰)
佐竹 直太朗
渋谷 代衛
大久保 休吾
初代 岡本 喜十郎
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