山の神の祠がショーワ(株)養老工場(鷲巣764)の西の奥、養老鉄道沿いにある。小倉の山の神は、愛媛県の最北端、大三島の西部、宮浦に鎮座する大山祇(おおやまづみ)神社の末社であると言われている。小さな祠だが小倉区としては神社庁に登録してあるので、いくらかのお金を納めているようである。
北小倉では昔から山の神に対し、山の講をしており、家でおこわを蒸して食べる。
八幡神社(小倉)の1km程北の養老線沿いに小倉の山の神がある。昭和の終わり頃には今の道はなく、線路沿いに道があったので、線路を歩いて山の神まで行ったと言う人もおり、昭和の長閑な時代がうかがえる。笛太鼓などのお囃子の行列もそこまで来たそうだが、今は来ない。
山の神のある森の入り口に本来なら幟を立てるが、2009年と2010年は天候の加減もあり立てることができなかった。
今の山の神での神事は簡素化されて、準備から後片づけまでの2時間程で終了する。その神事の終了の締めもやはり、伊勢音頭であった。

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表示位置は小倉の山の神を示している。